10ヶ月間無理やり食べまくり8.6㎏太って感じた5つのデメリット とは?
こんにちは!
私は2014年7月1日~2015年5月6日までの約10ヶ月間、体重を体脂肪のみで増量する実験をしました。
なぜそんなことをしたのか?
それは体重が増えると、身体にどのような影響が出るのか知りたかったからです。
途中までは、『ストレスで痩せすぎた身体を元の体重に戻したい!』というのが本来の目的でした!
半年くらいたって努力の甲斐あってか、自分自身が思う適正体重に元に戻ってきました。
しかし、『ここまできたらひたすら太って身体に起こる変化を知ろう!!』と決めました。
そうして身体に異変を感じるまでこのデブエット生活を続けたのです!笑
こうして無理やり太りに太った結果得られた【身体の変化】と【メリット・デメリット】について紹介したいと思います!
体重増量計画のルール
ルールはとっても簡単!!
ひたすら食べ続けて太ることです。
私は一日2食生活を大学1年生のときからずっと続けてきましたが、太るために一日3食にして摂取カロリーを増やしました。
そして10ヶ月かけて無理やり8.6キロ太ることに成功したのです!!
これが世間で言うデブエットですね!!
体重の推移
毎食お腹がはちきれるほど食べた結果、3ヶ月目くらいから徐々に体重が増え始めました。
そして身体に色々な変化を感じるようになりました・・・
悪い意味で・・・笑
これ以上続けるとさすがにやばいかも!!!!
そう思いこの10ヶ月にも及んだ“無理やりデブエット計画”は終焉を迎えることになりました!笑
デメリット5つ
1、免疫力が下がり風邪をひきやすくなる
私は今でも忘れもしません。
高校2年生の12月31日に40度を超える高熱を出してしまいました・・・
私は野球部だったのですが、なんとか寝正月で体力を回復し、1月4日から始まる練習をヘロヘロになりながら参加したのをハッキリと覚えています。
そしてそれ以来、大学に入って一日2食にしたせいか一度も風邪をひくことはありませんでした。
あの日までは・・・笑
それは2014年の9月2日の朝のことでした。
目覚めると何だか寒気がするのです。
仕事に向かいましたが、熱を測ってみると40度を軽く超えていました!笑
なんとか仕事を終え帰宅し、ベットに倒れこみました・・・
2007年12月31日から続いた風邪をひかない日々が2437日で途切れてしまいました・・・( ;∀;)
そしてそこから無理やり体重増量計画が終わる2015年5月6日までに幾度となく高熱を出してしまいました。
食べ過ぎと免疫力には密接な関係があるので、こうなることは当たり前です。
満腹状態が続くと、ウィルスと戦う白血球の働きが鈍くなります。
その他にも、食べ過ぎによる血流の低下、内臓の疲労、排泄機能の低下などを招いてしまいます。
免疫力が低下する様々な要因が重なり風邪をひきやすくなってしまうのです・・・
風邪をひいて高熱を出す回数が増えてしまうなんて・・・
絶対にオススメできません!
2、少し動いただけですぐに息切れする
これは体重が増えてすぐ実感しました!!
特に階段・・・
いつもは1段飛ばしでスイスイと登っていた階段も、少し登るとハァ・・・ハァ・・・( ゚д゚)
やはり体重が重くなっているのに、筋肉の量は変わっていませんから負荷が大きくかかっているのでしょう。
また、私は自転車が好きでよくサイクリングに出かけます。
自分ではいつもと同じスピードで漕いでいるつもりが、やはりすぐ息があがってしまうようになりました。
とにかく自分の本来の動きが日常生活でできなくなるのを感じます!笑
やはり無理なデブエットはオススメできません!
3、運動時に膝や足首に負担がかかる
体重がベスト体重から8.6㎏増えたほぼピークの時に、私はフルマラソンに挑戦しました!!
もちろん練習は少ししていましたが、軽やかな走りはそこにはありません。
毎日何となく身体が重いと感じながら走っていました。
フルマラソン当日、無事に完走することができましたがおまけがついてきたのです。
それが膝と足首の痛みです・・・笑
1㎏体重が増えただけでも膝や足首などには負担がかかってしまいます。
それが8.6㎏でしたのでかなりの負担だったに違いありません。
完全に痛みが引くまでは2ヶ月くらいはかかりました。
太っている状態での激しい運動・・・オススメしません!
4、次の日の朝の体調が優れない
この原因はたった一つ。
睡眠の質の低下です・・・笑
体重をできるだけ増やそうとすると、やはり寝る前に思いっきり食べるのが一番効率的だと思います。
当然の事ですが、寝る直前に食事をすると寝ている間に血液は胃や腸など消化器官に集中してしまいます。
すると、本来であれば血液は全身をめぐり身体の疲労を回復させるはずが、それが全くできないのです。
しかも満腹状態ですので成長ホルモンなどの良いホルモンも出ません。
実際に睡眠の質は悪く、寝ているのに寝たりない感覚が毎日続きました。
また、太ろうとすればするほど脂質を摂ろうと心がけます。
脂質の消化には、ものすごい労力を使いますので毎朝ひどい胃もたれとともに目が覚めます。
もうこれは最悪でしたね・・・
毎朝胃がムカムカしている状態でした。
夜遅くのドカ食いは絶対にオススメしません!
5、お金がかかる
これは普通に考えてそうですよね・・・
私はずっと一日2食生活でしたので、単純に1.5倍に食費が増えたことになります。
しかも、さらに太ろうとすると昼食や夕食も食べる量が倍になります。
実際に私も、お昼はいつも定食でしたがそこに追加でラーメン大盛りを食べたりしていました。
夕飯もプラス1品おかずを増やし、ご飯の量も1杯から3杯に増やしました。
最初はきつかったのですが、3ヶ月目くらいから胃が慣れてきて、たくさん食べられるようになってきました。
それまで食費は1ヶ月平均で15,000円くらいでしたが、40,000円くらいになってしまいました。
ですのでトータルで約2.5倍くらい食費が増えました。
お金を使って不健康になる・・・
絶対にオススメしません!
唯一のメリット
痩せすぎていた私は少しふくよかになり、健康そうに見えるようになりました!!
そして周りからも体重が60㎏位の時は、「今くらいがちょうどいいかもね!」と言われるようになりました。
それを過ぎると、やはり少し顔が丸くなってきましたね・・・と。
メリットは唯一このくらいでしょうか・・・笑
色々メリットを探しましたが、これしかもう出てきません!!
痩せすぎている方・・・オススメです!笑
まとめ
自分のベスト体重を知る!
それが非常に大事だと思います。
- この体重のときに一番健康で元気にハツラツと毎日を過ごせている!
- 仕事のパフォーマンスが高い!
- 美しく見える!
などなど。
そして、その体重より大幅に体重の増減があると、体調面でも大きな変化が出てきます。
それもマイナスの面で・・・
今回の実験を通して、私は肌感覚でそれらを感じることができました。
私の場合、無理やり急激に増量したので気づけたのかも知れません!
普通は何ヶ月、何年と長い時間をかけて少しずつ変化するものですので、気づくことも少ないかも知れないですね!
ですので、そうなってしまう前にも自分の基本に立ち返れる“自分だけの基準”を知っておく必要があると思いました!
やはり健康は『自分に合ったものを見つける』ということが大切であると改めて感じました。
あなたも体重という一つのバロメーターを持って、あなたらしい素敵な毎日を送れるように励んでください!!