一日一食生活を365日続けてわかった8つのメリット
こんにちは!
いきなりですが、みなさん一日に何食たべていますか??
私は大学に入学してからは、ずっと何年も二食の生活でした。
実はこの実験をする前に約10ヶ月デブエット計画をしていました!!
当たり前ですが、めっちゃくちゃ体調を崩しました!笑
その結果を知りたい方は、是非この記事を読んでみてください!!
そして今回は1年間かけて、【一日一食生活】の実験をしようと思いました!
2015年5月7日に一日一食生活をスタートし、2016年5月6日で丸1年の実験期間が終わりました。
この一年間一日一食生活を継続して分かったことがたくさんあり、それを皆さんにも共有したいと思います。
始めようと思ったきっかけは、仕事の関係で「糖質制限」「断食」「ファスティング」などの本を読み漁ったことでした。
私はサプリメント会社で働いていたこともあり、お客様の関心ごとが高いことは必ず自分で試してからお伝えするようにしています。
ですので、まずは本などで大量にインプットした後に、自分の身体で試していき、【理論】と【実践】を擦り合わせていくのです!
『食べる量を減らして、内臓や消化器官の負担を減らすと本当に体調が良くなるのか?』
『本当に痩せるのか?』
など、勉強していく過程で様々な疑問が浮かびました。
私は自分の身をもって体験しないと気がすまない性格なので、早速一日一食生活を開始しました。
そして、ここに記すことは全て私が本当にこの生活を通して感じたことや体験ですが、全てに科学的根拠があるかどうかは分かりませんのでお許しください!笑
もくじ
一日一食生活を実践する有名人とは・・・?
- タモリさん
- ビートたけしさん
- 福山雅治さん
- 水谷豊さん
- 南雲先生
- 内村航平さん
などの方が実践しているようですね!!
またビジネス界では、星野リゾートの星野社長、ジャパネットの高田社長なども実践しているようです!
海を越えて、アメリカでは、オバマさんやビルゲイツも少食で有名だとか!!
どんな人におすすめなの・・・?
- 最近食べ過ぎて体重が増えてきたなぁ~と悩んでいる人
- バリバリ仕事をして結果を出したい!と意気込む人
- 節約生活してみたいなぁと思う人
私が1年続けてみて、上の理由であればめちゃくちゃオススメです!!
逆に無理なく徐々に痩せていきたい人や、空腹の辛さに耐えられない人はオススメできません・・・
一日一食生活のルールとは
これは私がこの生活を始める際に勝手に決めたルールです。笑
どのようなルールを定めたのか見ていきましょう!
- 一日一食しか食事をしない
- 小腹が空いたときに飲むお茶や清涼飲料水などは一食には含まれない。
- 一食はどんなものをどれだけ食べても良い
※特別ルール・・・冠婚葬祭、同窓会など、日常的にはないイベント事の食事がある日はやむを得ず一日二食が許される。(しかし、実際には予定は事前に把握し一日二食になる日はありませんでした)
以上のルールのもと、2015年5月7日に一日一食生活がスタートしました!
一日一食生活で得られた8つのメリット
1、痩せる
体重の推移ですが、まずこの生活をスタートした1年前の体重は64kgでした。
そしてこの生活を始めて2ヶ月くらいたった7月末の体重は56kgと2ヶ月ですでに約8kgも落とすことに成功しました。
普通に考えてもやせるに決まっていますよね!?
食べて得られる摂取エネルギー量よりも、絶対的に消費するエネルギー量のほうが多いですもんね!!
デメリットの部分でも書きますが、最初の2ヶ月は本当に空腹感に襲われる毎日でした・・・
しかし、2ヶ月を過ぎたあたりから、不思議と空腹感が少なくなり身体が慣れてきたように思います。
そして一日一食生活を始めて2ヶ月目あたりからは、早くも今とほとんど変わらない56kgのベスト体重に戻りました!
そこからは少しずつ減っていき、54㎏で体重がキープされている感じです!
やはりベスト体重での生活はかなり楽で、階段を走って登っても息が切れたりしませんし、生活するうえで体がすごく軽く感じるようになりました!!
2、 睡眠時間が短くても平気になる
これは本当にびっくりしたのですが、この生活を始めてから睡眠時間を長くとらなくても次の日にスッキリ目覚めることが出来るようになったのです。
今の私の生活では毎日だいたい4,5時間~6時間睡眠です。
以前はしっかりと8時間は寝ていました。
あなたは、一日何食食べていますか!?
ほとんどの人が『三食食べている!』と答えるのではないでしょうか。
人の身体は実は食事を消化するにも意外と多くエネルギーを消費します。
摂った食事の約4~3分の1ものエネルギーが消化をするために消えていくのです。
ですので、一日の食事で一食ごとに消化器官を休める時間として、およそ3時間の睡眠が必要とされているともいわれています。
3回しっかり食べる人は9時間の睡眠が必要で、2回の人は6時間、1回の人は3時間です。
確かに3回べている人の消化器官は24時間365日働きっぱなしですので、内臓が疲れてしまいますよね?
3回食事をする生活をやめましょうとは言いませんので、1週間に一日くらいは一食抜くなどして、たまにで良いので内臓を休ませてあげましょう!
3、 自由な時間が増える
この自由な時間が増えるということが、一番のメリットであると私は断言できます。
買い物して、調理して、盛り付けて、食べて、後片付けして、食器を洗って・・・と、一回の食事をするのに少なく見積もって食事に関わる時間を1時間としましょう。
すると、三食生活の人が1食減らして二食にしただけで、1日1時間だけですが自由時間を増やすことが出来ます。
それでも、なんと1年で365時間です!!
さらに一食減らすと1日で2時間ですので1年で730時間です!!
さらにさらに、1食減らすことで、9時間寝ていた人は睡眠時間がだいたい3時間くらいは減らすことができます。
食事時間1時間+睡眠時間3時間=1日トータル4時間も自由時間が増えて、1年で1,460時間もの貴重な時間を得ることが可能なのです!
私も1日の生活の中で、この一日一食生活スタートの前後では4時間もの自由時間を得ることができました!
その時間を有効活用して、このようにブログを書いたり、ランニングしたりして有意義な時間を過ごすことができました!!
タイムイズマネーです!
特にバリバリ仕事をして稼ぎたい!
と思う若い男性のビジネスパーソンにおすすめです!
20代、30代という体を酷使できる貴重な時間を無駄にしないためにも、少食にしてガッツリ働くことをオススメします!
4、 自由に使えるお金が増える
これもかなりのメリットです!!
時間もすごく大切ですが、お金もとても大切です!!
1食をだいたい500円と計算しても1食抜くだけで、
1日500円×365日=182,500円もの自由に使えるお小遣いを得ることができます。
1,000円くらいかけている方は、倍の365,000円!!
ちょっとした旅行に行けますよね!
男性なら彼女とロマンチックなデートやサプライズプレゼントを!
女性なら彼氏に素敵なプレゼントを・・・なんてあげなくて良いので、ネイルに化粧品にファッションにと自己投資を!!笑
痩せて健康になってお金も増えるなんて、なんてすばらしいのでしょう!
私も一日一食生活を送る中で、その『一食』を昼食に会社で食べるのですが、約22日出勤して500円の定食を毎日食べているので
22日×500円=11,000円
休日は1,500円を使って外食のランチや夜ご飯を食べるので
8日×1,500円=12,000円
よって 11,000円+12,000円=23,000円 と、料理をしない人の1ヶ月の食費としてはすごい安上がりとなっています!!
その浮いたお金で、本を買って勉強したり、誰かにプチプレゼントをしたりしています!!
5、 集中力が続く時間が長くなる
仕事のパフォーマンスを上げようと思ったら、集中できる時間を長くすることが大事だと思います!
そもそも人間をはじめ動物たちは、長い歴史の中で常に飢餓との戦いの中で進化してきました。
ですので人間は空腹には耐えられる機能を数多く持っていますが、満腹に対する機能をあまり持ち合わせていないのです。
食事をすれば消化器官に血液が集りますから、脳に血流はいきません。
すると眠くなったり、集中力が切れてしまったりします。
これはいたって普通のことです。
「でも血糖値が低いと集中できないのでは?だからご飯をしっかり食べないと仕事に影響が・・・」と思っている人も多いと思います。
しかし、人間には空腹時には血糖値を上げてくれるホルモンが複数存在しますし、それによって糖新生といって新たに糖を作るシステムも存在します。
仮に体内の糖質が少なくなってきても、今度は体脂肪を使ってケトン体という物質を作り出し、脳のエネルギーにすることだって可能です。
人間をはじめ、動物は空腹時に記憶力が高まります。
それは、えさをどのようにして獲得したか?を記憶することが生きていくうち中で最も重要だからです。
えさを探す時は空腹状態ですよね?
ですので、動物は空腹状態で一番脳が活性するようになっているのです。
満腹状態よりも、空腹状態で仕事をする方がはるかに仕事のパフォーマンスは上がります!!
是非一度試してみてください。
6、 味覚が驚くほど敏感になる
これも睡眠時間が短くなったのと同様に、本当に驚きました!!
今までは、コンビニのお弁当を食べても、安い居酒屋のご飯を食べても、なんとも思いませんでした。
しかしこの生活を始めて1週間、いつもおいしく食べていたお弁当やご飯の味や香りに強く違和感を抱くように・・・
『ん・・・?なんだろう、この変な甘みは・・・』
『味はおいしいけど、最後に残る風味がイヤだな・・・』
などといった具合です。
今では食べるものを選ぶときには、これはどんな味がするんだろうと半ば楽しみになるようになりました。笑
もちろん食品選びは以前よりもじっくり時間をかけてするようになりました。
一日一食しか食べられませんから、身体に入れるものは厳選するようになったのです。
7、免疫力がUPし、風邪をひかなくなる
空腹状態をしっかり作ることで、免疫力がUPします!
実際に、私も一日二食生活を始めた大学一年生の時〜記事の最初に紹介したデブエットを始めるまでの約6年間は一度も風邪をひくことはありませんでした。
しかし、デブエットを始めてからは一年に2回も40度を超える高熱を出してしまいました・・・
なぜ少食にすると風邪をひかなくなるのでしょうか?
私たちの免疫機能は、リンパ球や白血球、マクロファージなどが行っているのですが、空腹になることでこれらの活性が高まるからです!
特にマクロファージの活性が高くなると言われています!
マクロファージはウイルスをや様々な細菌を退治するだけでなく、実は栄養の処理も行なっています。
働きものですねぇ~!!(*゚▽゚*)
マクロファージは、その摂った栄養素(コレステロールなど)を処理して血管を綺麗にしてくれます!
しかし、マクロファージ自身が処理できる能力を超えるほど大量に食事をしてしまうと、動脈硬化に繋がります。
つまり、食べ過ぎてしまうと、このマクロファージはただの栄養処理班になってしまうのです・・・
するとどうなるか・・・?
常に栄養処理の業務に追われてしまい、本職である免疫機能の働きができなくなるのです!!
やはり腹8分目は大事ですね!!
8、 食べること・食事をすることに対する感謝の気持ちが強くなる
『今、一日一食生活をしているんだ!』と家族や友達、会社の人に公言すると、
『あんたはいつかお坊さんにでもなりたいの?笑』
と言われることが一番多かったです!
修行的な感じですかね?笑
しかし、1日にたった一度しかできない食事ですから、“食べる”ということに対して本気で向き合えるようになった気がします!
特に食べ物に対する感謝の気持ちが強くなりました。
食堂では、一人だけ『いただきます!』の挨拶の拝みが長いので完全に浮いています。笑
食事を“いただく”ということは、その食品の命を“いただく”と同時に、その食品を生産する人、届ける人、調理する人など、食を取り巻く環境で働いている人の 時間=命 も“いただく”ということだと私は思っています。
そういった感謝の気持ちを以前より強く持つようになりました。
ここまで読み進めてくださった方の中には、『私も早速やってみたい!』そう思った方も多いと思います。
ちょっとまった!
メリットが多い反面、人によってはデメリットも多くあります!
ここからはデメリットに関しても解説しますので、それを読んでから実行したい人はしてみてください!
1日一食生活のデメリットとは
もちろん何事にもデメリットというものが存在します。
もちろんこの一日一食生活でもデメリットがいくつかありましたので紹介します。
1、1日一食生活を始めて2ヶ月はめちゃめちゃ強い空腹感に襲われる。
最初は体が慣れないために、空腹感に襲われます。
私は絶対に一食しか食べないと決めていたので、気合いでその空腹感を乗り越えましたが、あまりオススメできません。笑
ですので、そういう人はまずは何日に一回は二食にしてみたり、少しだけ間食をとるなどして3ヶ月を目安に徐々に体を慣らせていきましょう。
2、急激に痩せすぎるせいで周りに変な心配をされる。
『最近すごく痩せたけど、仕事にでもストレス感じているの?』
『ちゃんと食べてるの!?』
など、病的に痩せているのではないか?という心配をされることが多いです。
女性であれば褒め言葉かもしれませんが、いきなり体重が落ちるのも体にとっては負担になります。
私も職場でものすごく心配されました。笑
そういう時は、『実は最近・・・ご飯全然食べられてないんですよ!(一日一食生活してるから・・・と心の中で)』なんて言って、ご飯をおごってもらいましょう!
そして、その人にもりもり食べる元気な姿を見せてあげましょう!
そうすれば心配されずに済むと思います!
3、LDLコレステロール値が上がる
まだ1年しかこの生活をしていないので、健康診断の結果のみで判断するのは危険ですが、100くらいだったLDLコレステロール値が120くらいまで上がっていました。
この値は正常範囲のぎりぎりです。
どうしてこのようになるのか?食の専門家の私でもわかりません。
これはあくまでも私の予想ですが、1日の中で空腹の時間が多くの割合を占めているということは、それだけ交感神経が優位になっている時間が長いとうことです。
それにより、飢餓と戦う様々なホルモンが作られます。
これらのホルモンの原料となっているのは、コレステロールですので、体がコレステロールを多く生産しているからではないかと考えています。
この原因がわかるお医者さんなどがいれば教えてください!!
また、いろいろ文献で調べましたが、LDLコレステロールは140くらいが一番健康であるという論文もあるくらいです。
そもそもLDLコレステロールは悪玉なんて言われていますが、身体に絶対に必要なものです。
本当に悪者であったら体内にこんなに多く存在するわけがありません。
このLDLコレステロールが悪いのではなく、これが酸化してしまった結果生じる酸化LDLコレステロールがいけないだけです。
ですから酸化しないような生活や、食事などをすれば全く問題ないと私は思っています。
最後に
私が365日間で体験したことは、あくまで個人的な見解です。
やはり、生活の中でも食事が楽しみな私にとっては一日一食では物足りません・・・笑
もちろんこれも個人的な価値観ですが、この一日一食生活というのはオススメできる人とそうでない人がいます。
ですので、こんな記事を書いてみましたので是非参考にしてみてください!
私はこんな本を読んで勉強・実践した!
私が今回一日一食生活を実験的に始めるにあたって『一日一食生活をやってみるか!』と、きっかけをくれた本を紹介したいと思います!
もちろんここに紹介した本以外にも多くの本を読みましたが、主にオススメだなと思う本を紹介します!
まとめ
私にとってはこの一日一食生活というものは、本当にメリットだらけでした!!
体調もよくなりましたし、時間もお金も余裕が持てるようになったからです!!
健康法は星の数ほどありますが、結局『これだけすれば健康になる』『これだけ食べれば健康になる』というものは一つも存在しません。
いかに自分に合った健康法を見つけるかなのです。
この一日一食生活が合う人もいれば、合わない人もいるのが事実です。
ですので選択肢の一つとしてみていただければ幸いです。
そして、一日一食まではいかなくても、一食抜くなどして、一日二食生活として挑戦する価値はありますので、是非挑戦して「良かった!」という声が聞ければさらに幸いです!