アスリートや栄養学初心者の方にオススメです!

inゼリー【プロテイン】オススメの飲み方・栄養成分・原材料などについて徹底解説してみた!

あじ
WRITER
 







この記事を書いている人 - WRITER -
あじ
こんにちは!元高校球児の管理栄養士あじです。 スポーツ選手の食事や栄養学について『わかりやすく!』をモットーに情報発信しています!
詳しいプロフィールはこちら

こんにちは!

スポーツ栄養士のあじです!(初めての方はこちらから)

今回の記事では、inゼリー【プロテイン】 について解説していきます!

商品の特徴やオススメの飲用シーンなどを参考に上手に活用して、運動やスポーツのパフォーマンスアップを目指しましょう!

inゼリー【プロテイン】についての解説動画

inゼリー【プロテイン】の特徴

まず、商品の特徴について簡単にまとめると以下の3つになります。

  1. たんぱく質を5g摂取できる
  2. ビタミン類も摂取できるエネルギーだけでなくビタミン類も摂取できる
  3. 1本で90kcalのエネルギーを摂取できる

このinゼリー【プロテイン】は、1本飲むとたんぱく質が5g、エネルギー(カロリー)が90kcal摂取することができます!

では、これがだいたいどのくらいなのか?というと

  • たんぱく質→ちくわ1.5本
  • エネルギー→コンビニのおにぎり0.5個

だいたいこのくらいになります!

ちくわやおにぎりだと食べるのに少し時間がかかってしまいますが、inゼリーの場合10〜20秒あれば簡単に飲むことができます。

ですので、手軽に素早くたんぱく質とエネルギーを摂取しようと思った時にはとても便利な商品になります!

味はヨーグルト味で、アレルギー物質としては【乳・大豆】が原材料として使われています。

ですので、乳と大豆にアレルギーをお持ちの方はお控えください!

inゼリー【プロテイン】のオススメの飲用シーン

では次に、どんな時に飲むのがオススメなのかについて解説したいと思います。

森永製菓さんのHPにオススメの飲用シーンについて記載がありましたので、そちらをまとめると以下のようになりました。

  1. 小腹を満たしたい時
  2. スポーツや運動の前後
  3. 素早くたんぱく質を摂取したい時
  4. 海外遠征時

以上の4つが、inゼリー【プロテイン】のオススメの飲用シーンになります!

では、スポーツにおけるオススメの飲用シーンはいつでしょうか?

  1. 運動前のたんぱく質補給として
  2. 運動後のたんぱく質補給として
  3. 朝寝坊した時の朝食の代わりとして
  4. 風邪など食欲がない時
  5. たんぱく質不足だと感じる時

それでは一つずつ簡単に解説していきたいと思います。

1、運動前のたんぱく質補給として

たんぱく質は運動後に摂取するイメージがあると思いますが、運動前に摂取することもとても重要です。

運動前にある程度摂取しておくことで、筋肉の分解を抑えることができます。

ただ、この商品に含まれている量だとそこまでたんぱく質量は多くはないので、食事にプラスして摂取しておくと良いでしょう。

また、運動にはエネルギーも必須です。

たんぱく質と一緒にほんの少しですが糖質を摂取することができるので、ちょっとしたエネルギー源にもなります。

運動直前に飲むと、人によっては胃が痛くなったり下痢をしてしまったりする場合がありますので、遅くても運動開始30分〜1時間前には飲み終えておくようにしてください!

2、運動後のたんぱく質補給として

運動中はエネルギーをたくさん消費します。

ですので、運動後はそのリカバリーをする必要があるのです。

特に筋肉はグリコーゲンという糖質を消費したり、筋肉の損傷もあるので運動後は糖質やたんぱく質の補給が必須になります。

この糖質やたんぱく質を補給するタイミングですが、できるだけ速い方がオススメです!

この商品には、消化吸収が速い糖質や消化が速くなるように工夫されたたんぱく質が含まれているので、スポーツや運動後のリカバリーにとても重宝されています。

タイミングとしては、できるだけ運動直後に摂取するのがオススメですが、強度が高い運動の場合は食べ物や飲み物を胃が受け付けない場合もありますので、様子をみながらできるだけ早いタイミングで摂取すると良いでしょう!

3、朝寝坊した時の朝食の代わりとして

朝寝坊してしまった時、しっかりと朝食を食べていますか?

時間がないからといって、何も食べずに家を出ることはスポーツをしている人にとってはNGです!

そういった時に、たんぱく質源としてやエネルギー源としてinゼリー【プロテイン】を使うことをオススメします。

何も食べずに午前中を過ごすよりは、少しでもたんぱく質やエネルギーを摂取する方がましです。

エネルギー不足は子供の場合成長障害のリスクを高めてしまいますし、大人の場合でも様々なことに影響します。

最も重要なことの一つとしては、エネルギーやたんぱく質不足によって筋肉が分解されやすい状況になるということです。

ただ、生活リズムが崩れていることが原因で毎日朝ごはんを食べられないような時間帯に起床する人は、まずは自分の生活を整えましょう!

毎日このような商品で朝食を摂ることが習慣化されていることは、あまり望ましいことではありません。

あくまで緊急時のたんぱく質源・エネルギー源として位置付けが良いと思います。

4、風邪など食欲がない時

例えば、熱があって食欲がなかったり、喉が腫れて固形物が飲み込みにくい時など、inゼリーシリーズの商品はかなり助けてくれる存在になると思います。

少ない容量で、最低限必要な栄養素を摂取できるからです。

特に喉が腫れて満足に食事ができない時などは、ゼリー状になっていますので、なんとか胃に入れることができます。

たんぱく質は免疫にも関わっていますし、食欲がなくても喉が痛くても最低限摂取すべき栄養素になります。

スポーツ選手やアスリートは風邪をひきやすいので、もしこのような状況になった場合は是非inゼリーを利用してみてください!

5、たんぱく質不足だと感じる時

たんぱく質を多く含む食品としては、

  • 肉類
  • 魚類
  • 卵類
  • 大豆製品
  • 乳製品

以上の5つが挙げられます。

これらの食材・食品を『最近食べてないな〜』と感じた場合は、もちろん食事で補う必要がありますが、このように手軽に摂取できる商品を使っても良いかもしれません。

特に、海外遠征などで衛生上どうしてもたんぱく質源となる食材・食品を入手できない場合もあります。

そんな時にこのような商品はかなり役立ちます。

inゼリー【プロテイン】の栄養成分や原材料の解説

まずは栄養成分についてみていきたいと思います。

商品の裏に記載さている栄養成分を見やすく拡大した画像がこちらです!

枠で囲まれた部分がこの商品の特徴的な部分になります。

  • 赤→たんぱく質
  • 黄緑→ビタミン類

まず赤色のたんぱく質に関して、ホエイペプチド5000mgと書かれていますが、これはたんぱく質5gとイコールになります。

アミノ酸やペプチドはプロテイン(たんぱく質)を分解したものですので、成分表記としてはアミノ酸もペプチドもたんぱく質に含まれることになります。

次に黄緑色のビタミンに関してですが、この商品の中にはビタミンが7種類含まれています。

では次に、原材料について解説したいと思います。

この商品の原材料を見やすく拡大した画像がこちらです!

  • オレンジ色の線→糖質類(成分表記では炭水化物)
  • 赤色の線→たんぱく質
  • 黄緑色の線→ビタミン類

では、まず糖質類の果糖ブドウ糖液糖と砂糖がどのようなものなのか簡単に解説していきます。

果糖ブドウ糖液糖とは?

果糖ブドウ糖液糖というのは、簡単に言い表すと、『でんぷんなどを分解してできた消化吸収されやすい甘いシロップ』という感じでしょうか。

果糖ブドウ糖と名前についているので、そのシロップには

  • 果糖(フルクトース)
  • ブドウ糖(グルコース)

が含まれています。

この果糖(フルクトース)も、ブドウ糖(グルコース)も糖質の最も小さい単位ですので、とても吸収が速く素早くエネルギーに変わるのが特徴です。

糖質の最も小さい単位というのは、それ以上分解できないことを指します。

つまり、口から腸に届いて吸収されるまで、どんな酵素の影響も受けずに腸管から素早く吸収されて血液に乗って運ばれていきます。

果糖ブドウ糖液糖は、消化吸収が速い糖質ですので、このinゼリー【プロテイン】は飲んだ直後に素早くエネルギーに変わったり、運動後のリカバリーなどに利用可能です。

ただ、inゼリー【エネルギー】のように180kcal(糖質量45g)もないので、そこまで糖質の摂取源としては期待できません。

砂糖とは?

砂糖はショ糖(スクロース)と呼ばれています。

スクロースはフルクトース(果糖)とグルコース(ブドウ糖)を2つ繋げた二糖類です。

砂糖はフルクトースとグルコースをつなぐ部分さえ分解してしまえばそれぞれ糖質の最小単位になりますので、吸収が早くエネルギーに変わりやすい糖質ということになります。

吸収が早いということは、逆に血糖値が上がりやすい糖質であるということですので、運動などをしない人がたくさん摂取すると体脂肪を蓄える原因になったり、糖尿病のリスクを高めてしまいます。

もちろん、運動直後の糖質摂取などにはこの『吸収されやすく血糖値が上がりやすい』という特徴がメリットになる場合もあります!

では次に、この商品に含まれているたんぱく質類についてみていきましょう。

ホエイペプチドとは?

まず、ホエイペプチドを理解するためには、ホエイプロテインが何か知る必要があります。

ホエイプロテインとは、ヨーグルトの上澄みにある液体(乳清)に多く含まれているたんぱく質です。

ですので、ヨーグルトを買うと中蓋の部分などに『上澄みの汁は乳清ですので捨てないでください!』などと注意喚起されていますね!

話を戻すと、このホエイプロテインを吸収しやすいように分解したものがホエイペプチドになります。

そもそもたんぱく質の構造は、アミノ酸→ペプチド→プロテイン(たんぱく質)と、徐々に分子量が大きなっていきます。

下の図のように、分子量の大きさと吸収速度は反比例し、分子量が大きいたんぱく質ほど消化する(分解してアミノ酸にする)のに時間がかかるため吸収は遅くなります。

つまり、ホエイプロテインの場合は、アミノ酸→ホエイペプチド→ホエイプロテインと、このように分子量が大きくなっていくのです。

もちろん、ホエイプロテインよりホエイペプチドの方が吸収される時間は短くなります!

では、ホエイペプチドの元になっているホエイプロテインにはどのようなメリットや効果があるのでしょうか?

次の2つが考えられます。

  • BCAA(アミノ酸の一種)が多く含まれる
  • インスリンの作用を強く引き出し筋肉の合成を促す

また、この商品にはホエイプロテインとしてではなく、ホエイペプチド として含まれているため速く吸収されるというメリットもあります。

ただ、たんぱく質の含有量がたった5gなので、そこまで多いとは言えません。

食事であれば、お肉を100g程度食べれば15gくらいは簡単にたんぱく質が摂取できますので、やはり『緊急的に素早くたんぱく質補給したい!』という時に便利な商品であると言えます。

それでは最後に、この商品に含まれているビタミン類についてみていきましょう。

含まれるビタミンの種類とその狙いとは?

上の図の黄緑色の枠内がビタミンになりますが、このようにinゼリー【プロテイン】には7種類のビタミンが含まれています。

これらのビタミンの名前を見てわかる方もいるかと思いますが、全てビタミンB群に分類されているビタミンになります。

では、それぞれ主にどのような働きをしているのでしょうか?

  • ビタミンB1  →アミノ酸のエネルギー代謝に関わる
  • ビタミンB2  →たんぱく質の合成に関わる
  • ナイアシン   →たんぱく質のエネルギー代謝に関わる
  • ビタミンB6  →アミノ酸の代謝に関わる
  • ビタミンB12→たんぱく質の合成に関わる
  • パントテン酸→たんぱく質のエネルギー代謝に関わる
  • 葉酸    →たんぱく質の合成に関わる

以上を簡単にまとめた図がこちらになります。

もちろん、ビタミンによっては複数の働きにまたがってたんぱく質やアミノ酸に関与するものもありますが、ザックリこのような感じになります。

つまり、この商品の設計としては、たんぱく質代謝に必要なビタミンを配合しているということになります!

最後になりますが、このinゼリー【プロテイン】は災害時など緊急時のたんぱく質摂取源として有効です!

実際に、震災時に配給される非常食は『エネルギーの摂取』がメインの目的になるため、たんぱく質など不足してしまうことがあります。

ですので、スポーツをしている人が家にいる場合、日常使い用としてや緊急時のたんぱく質の摂取源としてストックしておくのもオススメです!

是非今回の記事の内容を参考にして頂いて、上手に利用し運動やスポーツのパフォーマンス向上に役立てていただけると嬉しいです!

 

スポーツ栄養学の基礎がこの1冊に!

今まで私が培ってきた知識や経験を元に魂込めて作りました!

 

ページ数が25ページと大ボリューム!

是非あなたの目標実現のサポートにお役立てください!

 

【E-BOOKのダウンロード方法】

①下のボタンよりLINE@に登録

②送信されるURLよりダウンロード!

この記事を書いている人 - WRITER -
あじ
こんにちは!元高校球児の管理栄養士あじです。 スポーツ選手の食事や栄養学について『わかりやすく!』をモットーに情報発信しています!
詳しいプロフィールはこちら

Copyright© スポーツ栄養士あじのブログ , 2020 All Rights Reserved.