inゼリー【マルチビタミン カロリー0】オススメの飲み方・栄養成分・原材料などについて徹底解説してみた!
こんにちは!
今回の記事では、inゼリー【マルチビタミン カロリー0】 について解説していきます!
商品の特徴やオススメの飲用シーンなどを参考に上手に活用して、運動やスポーツのパフォーマンスアップを目指しましょう!
もくじ
inゼリー【マルチビタミン カロリー0】についての解説動画
inゼリー【マルチビタミン カロリー0】の特徴
まず、商品の特徴について簡単にまとめると以下の3つになります。
- 12種類のビタミンが配合されている
- 1日に必要なビタミン量が摂取できる
- エネルギー(カロリー)が0kcal
人の体に必要とされているビタミンは全部で13種類ありますが、そのうちの12種類をこの1本で摂取することができます。
そして、それらのビタミンは全て1日に必要な量が摂れる設計となっています。
また、このinゼリー【マルチビタミン カロリー0】は、1本全て飲んでも0kcalのエネルギー(カロリー)となります。
味はオレンジ味で、美味しく飲むことができます!
個人的には、オレンジ味のお菓子や飲み物などを口にすると頭が痛くなってしまうので飲めません・・・(´;Д;`)
アレルギー物質となる原材料27品目の中だとオレンジが使われています。
ですので、オレンジに食物アレルギーをお持ちの方は控えてください!
さらに、森永製菓さんのHPを見てみると『小児は本品の摂取を避けてください。』と記載がされています。
一般的に小児とは15歳未満を指します。
おそらくですが、この商品のビタミンの含有量が成人(大人)の1日に必要な量や推奨される量で設計されているので、脂溶性ビタミン(特にビタミンA)において少し摂取量が多くなってしまうためだと考えられます。
ですので、もし『風邪をひいた子供に飲ませたい!』などと考えた場合は、1本飲むのではなく半分の量を摂取させるなど量を調整しながら利用することをオススメします!
inゼリー【マルチビタミン カロリー0】のオススメの飲用シーン
では次に、どんな時に飲むのがオススメなのかについて解説したいと思います。
森永製菓さんのHPにオススメの飲用シーンについて記載がありましたので、そちらをまとめると以下のようになりました。
- 食事が偏っている時
- ダイエットなど減量時
以上の2つが、inゼリー【マルチビタミン カロリー0】のオススメの飲用シーンになります!
では、スポーツにおけるオススメの飲用シーンはいつでしょうか?
- 減量時のビタミン摂取
この一択ではないかなと私は思っています!
それでは少しだけ解説していきましょう。
減量時のビタミン摂取
基本的にはスポーツや運動をする時には、その活動量に見合ったエネルギー量を食事から摂取する必要があります。
例えば500kcal消費する運動であれば、500kcal食事から摂取する。ということです!
ですので基本的にスポーツや運動をしている人は『運動効率を上げるためにビタミンを摂取したい!』『食事バランスを整えたい!』と思ったら、エネルギーが含まれているinゼリー【マルチビタミン】の方を利用することになります。
つまり、この【マルチビタミン カロリー0】をスポーツ選手やアスリートが摂取する場合というのは 、特殊な場合に限ります。
それは『減量したい時』です。
ではここで減量する際に抑えておきたい基本的な考え方についてみていきましょう!
減量や増量の基本的な考え方
最も簡単に減量や増量の概要を表すと上の図のようになります!
- 食事による摂取量より運動による消費量が上回る→減量
- 食事による摂取量と運動による消費量が等しい→維持
- 食事による摂取量が運動による消費量を上回る→増量
このように減量する場合、いかに食事による摂取量を抑えたり、運動による消費量を増やしたりするかを考えます。
そして、食事による摂取量を抑えようとした時に、この商品の『カロリー0』という特徴が活きてくるのです!
では、どのような人たちがスポーツにおいて頻繁に『減量』するのでしょうか?
- ボクシング
- 柔道
- フィギュアスケート
- 新体操
など、階級制のある競技か、審美性を求められる競技がそれに当てはまります。
また、その他のスポーツでも、オフシーズンに体重が増えすぎてしまった場合などは減量する機会はあると思います。
このようなスポーツ選手やアスリートが減量する際、食事には『制限』がつきものですので、どうしてもビタミンやミネラルなどの摂取量が不足してしまいます。
こういった時に、不足した分のビタミン源としてエネルギー量を0kcalとしながらビタミンを十分量摂取できるこの【マルチビタミン カロリー0】はとても便利な商品となります!
ダイエットも減量だからオススメなの?
減量であれば、一般の女性などが行ういわゆる『ダイエット』の時にもオススメなのでしょうか?
私個人的には、NOです。
健康な人が行うダイエットに関しては、食事をしっかり摂取しながら、その摂取量を上回る運動による消費量を増やすことがオススメです!
画像
上記の図でいうと、②がいわゆるダイエット時の食事量と摂取量の考え方です。
①のような方法でダイエットしてしまうと、あらゆる栄養素が不足してしまいます。
例えば、毎日300kcal分消費していこうと考えた時に、
- 摂取量(1500kcal) ー 消費量(1800kcal) → ー300kcal
- 摂取量(2000kcal) ー 消費量(2300kcal) → ー300kcal
どちらも『ー300kcal』と消費量は同じですが、②の方法で痩せていった方が栄養不足になるリスクは断然低くなります!
ですので、もしダイエット時にビタミンをしっかり摂取したい!という方は、食事制限をしながらinゼリー【マルチビタミン カロリー0】を利用するのではなく、適度な運動をしながら食事から十分なビタミンを摂ったり、もしinゼリーを利用するのであればエネルギーがある【マルチビタミン】を摂取することをオススメします!
inゼリー【マルチビタミン カロリー0】の栄養成分や原材料の解説
まずは栄養成分についてみていきたいと思います。
商品の裏に記載さている栄養成分を見やすく拡大した画像がこちらです!
枠で囲まれた部分がこの商品の特徴的な部分になります。
- 赤→エネルギーに関する栄養素
- 黄緑→ビタミン類
まず、赤枠に注目してみると、商品名にもなっているようにエネルギー(カロリー)量は0kcalになります。
では次に、黄緑の枠の部分についてですが、この商品にはビタミンK以外の12種類のビタミン含まれているということがわかると思います。
- ナイアシン
- パントテン酸
- ビオチン
- ビタミンA
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- ビタミンC
- ビタミンD
- ビタミンE
- 葉酸
の計12種類です。
では次に、原材料について解説したいと思います。
この商品の原材料を見やすく拡大した画像がこちらです!
- オレンジ色の線→糖質類(成分表記では炭水化物)
- 黄緑色の線→ビタミン類
では、糖質類のエリスリトールがどのようなものなのか簡単に解説していきます。
エリスリトールとは?
エリスリトールというのは、簡単に言い表すと『グルコースを分解してできた糖アルコール』になります。
このエリスリトールは、糖質でありながらほとんどエネルギー量がなく、甘みがあるのが特徴です。
ですので、カロリー0のような商品にはよく使用される糖質になります!
名前がカタカナなので『人工甘味料なんじゃないの?』そう思われる方もいるかと思いますが、確かに人工的にグルコースから生成しているという点ではそうですが、実は果物や味噌・醤油など発酵食品にも自然に存在しています!
含まれるビタミンの種類や含有量
この商品に含まれているビタミン類は先ほども説明した通り、全部で12種類になります。
人の体に必要なビタミンはこの図のように全部で13種類存在していて
- 油に溶ける性質をもつ脂溶性ビタミン→4種類
- 水に溶ける性質をもつ水溶性ビタミン→9種類
と、このように分類されます。
では実際に、この商品に含まれているビタミンの『量』について、成人が1日に必要なビタミンの摂取量と比較していこうと思います。
成人が1日に必要とするビタミンの量と、この商品に含まれるビタミン量をわかりやすくまとめたものがこちらの表になります。
ビタミンの種類 | 成人男性(30〜49歳) | 成人女性(30〜49歳) | 商品含有量 |
ビタミンA(μgRAE) | 900 | 700 | 770〜1367 |
ビタミンD(μg) | 5.5 | 5.5 | 5.5〜16.4 |
ビタミンE(mg) | 6.5 | 6.0 | 6.3 |
ビタミンK(μg) | 150 | 150 | ー |
ビタミンB1(mg) | 1.4 | 1.1 | 1.2〜2.8 |
ビタミンB2(mg) | 1.6 | 1.2 | 1.4 |
ナイアシン(mgNE) | 15 | 12 | 13.0〜25.2 |
ビタミンB6(mg) | 1.4 | 1.2 | 1.3 |
ビタミンB12(μg) | 2.4 | 2.4 | 2.4〜5.9 |
葉酸(μg) | 240 | 240 | 240〜786 |
パントテン酸(mg) | 5 | 4 | 4.8〜20.5 |
ビオチン(μg) | 50 | 50 | 50〜118 |
ビタミンC(mg) | 100 | 100 | 100〜248 |
この表をみてみると、成人が1日に必要なビタミンの量に対してこの商品に含まれているビタミンの含有量はほぼ満たしているということがわかります。
ではなぜビタミンKだけが含まれていないのでしょうか?
これはおそらく、ビタミンKは腸内細菌が合成してくれるビタミンで不足することが稀だからだと推測することができます。
しかし、ビタミンB群の中には腸内細菌によって合成されるビタミンはいくつか存在しているので、その他の理由があるのかもしれません。
例えば、ビタミンKを商品に添加することで商品の原価が上がったり、その他味や風味など商品に影響したり…
なぜビタミンKのみ含まれていないかは、直接森永製菓さんに問い合わせしてみないと真実を知ることはできません!
そして、ここで注意点が一つだけあります!
スポーツ選手やアスリートの中には、『ビタミンがこんなに多くの種類入っていて、量もしっかり摂取できるなら、少しくらい食事バランスが崩れても毎日これ1本飲めばいいや!』なんてことを考える人が時々います。
しかし、やはり理想はしっかりと3食+αの食事から必要なビタミン量を摂取することです。
その理由としては、特にエネルギー代謝に必要なビタミンB群などの水溶性(水に溶ける)ビタミンは、一度にたくさん摂取しても使わなかった分はおしっことして体外へ排出されてしまいます。
ですので、1日3回の食事で少しずつビタミンを摂取する方が効率的なのです!
ベースの食事をしっかりと充実させた上で、先ほど解説したオススメの飲用シーンで利用してほしいと思います。
是非今回の記事の内容を参考にして頂いて、上手に利用し運動やスポーツのパフォーマンス向上に役立てていただけると嬉しいです!