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【食トレで強くなる!】野球選手のパワーやスピードがUPするメリットとは?

あじ
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こんにちは!元高校球児の管理栄養士あじです。 スポーツ選手の食事や栄養学について『わかりやすく!』をモットーに情報発信しています!
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こんにちは!

野球が大好きな管理栄養士です。

今回の記事は、野球選手が身体を大きく強くすることでどのようなメリットがあるのかについて考えていこうと思います。

少年野球から高校球児まで、身体の成長過程にある野球選手においてパワーやスピードが得られるとどのような結果を生むのでしょうか?

もちろん、大学生も社会人もプロ野球選手でも若い選手は身体がまだまだ大きくなる可能性を秘めていますね!

私は自分でも野球を10年ばかりプレーしていましたし、管理栄養士として様々な方の食事のサポートをする中で【食事の大切さ】を身をもって経験してきました。

しっかりとした内容の食事や食生活・食習慣がどのような影響を野球選手に与えるのか?そんな内容について書いていきたいと思います!

身体を大きく強くする(パワー・スピードUP)ために必要な3つの要素

身体の大きさには、身長や体重、BMI、筋肉量など様々な指標でみることができます。

小学生~中学生など骨格がまだ完全に出来上がっていない子供の場合は、基本的には身長が高い子はそれに比例して体重も重くなります。

ですので、小学生や中学生で野球をしている子の場合はいかに身長を伸ばすかが重要事項になってきます。

身長を伸ばす方法についてまとめた記事がありますのでこちらをご覧ください!

最近の高校生は、野球部に所属しているほとんどの子が筋力トレーニングをしていると思います。

逆にしていない子の方が少ないのではないでしょうか?

ウエイトトレーニングなどを始める高校生になると、トレーニングの量や質、食事量や生活習慣などによって同じ身長でも体重や筋肉量は人によって変わってきます。

体格についても努力によって差が大きく開いていきますし、身長が大きいからといって体格が良いとは言い切れなくなってしまいます。

高校球児の場合には身長が伸びていくのはもちろん大切です。

しかし、日本の高校野球においては体重や筋肉量を増やすことが最重要事項になっているというのが現状であるというのも事実です。

小学生でも中学生でも高校生でも、野球をしている子供たちは少しでも身体を大きくしたいと願っていると思います。

では、身体を大きくするために必要な要素は何なのでしょうか?

また、体格が変わらなくてもパワーやスピードをつけるためには何が必要なのでしょうか?

私が考える要素は次の3つです。

  1. 練習やトレーニング
  2. 食事や食習慣
  3. 睡眠時間や睡眠の質

つまり、練習する、食べる、寝るの3つです。

野球は最終的には技術が必要なスポーツです。

バッティングであれば、スイングの正確性や再現性、状況に応じてスイングのスピードや軌道を変える技術などです。

守備であれば、身体の使い方、グラブさばきやスローイングなど・・・

数え切れないほど技術が必要になります。

ですので、基本的には野球の動作にパワーやスピードを生み出すには日々の練習やトレーニングが重要になります。

同じ動きを繰り返し行うことで、必要な筋肉がつき、神経系も発達します。

そして、身体が大きく成長するために食事と睡眠が必要になります。

身長が高くなるのにも、体重や筋肉量が増えるのにも食事と睡眠はとても重要です。

  1. 練習
  2. 食事
  3. 睡眠

どれか一つが欠けても身体は大きく強くなりませんから、どれかが欠けているなと思ったらそれを一つ一つしっかりと改善していく必要がありますね!

では、実際に身体が大きく・強くなって、野球のプレーにパワーやスピードが生まれるとどのようなメリットがあるのでしょうか?

野手がパワー・スピードを身につけるメリット

野手はピッチャー以外の8つのポジションがあります。

ですので、自分の強みを生かしたポジションにつくことが理想ですね!

ポジションによって動きや与えられた役割こそ違いますが、野手としてプレーで共通するのは次の3つです。

  1. バッティング
  2. 守備(捕球・送球)
  3. 走塁

これらの野球動作についてそれぞれ見ていきたいと思います!

バッティングにおけるメリット

あなたのバッティングにパワーやスピードが生まれると得点に絡む活躍をする確率が上がります。

ではバッティングにパワーやスピードが生まれるというのはどういうことでしょうか?

  • スイングスピードが上がる
  • 打球の速度が上がる
  • 打球の飛距離が伸びる

まずスイングスピードについてですが、スイングスピードが上がることによって四球を選ぶ確率が上がります。

スイングスピードが上がるということは、バットを振り出すタイミングが今までよりも遅くても良いということです。

つまりボールを見る時間が長くなるということです。

今までのスイングスピードであれば振ってしまっていた低めの変化球なども、スイングスピードが上がることによって最後まで待つことができます。

ですので、スイングスピードが上がることでボールを見逃す確率が上がり、その結果フォアボールを選んだり相手投手の球数を稼いだりすることができるようになるのです。

また、スイングスピードが上がると打球速度も上がります。

今までは取られていたような内野ゴロも、打球速度が上がることで間を抜けたり相手のミスを誘う確率も上がります。

ですので、同じ打球方向でもスイングスピードが上がればその分ヒットや相手のミスなどで出塁できる確率が上がるのです。

さらに上がった打球の場合は、今までは外野の頭を超えなかったものが超えるようになれば長打になります。

また、あと少しでフェンスを超える打球の場合にはフェンスを超えるようになりますので直接点に絡むことができるのです。

もちろんバッティングはスイングスピードだけに頼ってするものではありませんね!

しっかりバットの芯にボールを充てる技術や、変化球に対してのタイミングの取り方や身体の使い方など、技術的な面が重要になります。

しかし、同じ技術力をもっている場合ではバッティングにパワーとスピードが加われば成績はぐんと伸びることでしょう!

守備におけるメリット

守備においてパワーやスピードが生まれるとどのようなメリットがあるのでしょうか?

まずわかりやすいものだと、送球が速くなればアウトにできる確率が上がるということです。

内野手なら際どいタイミングのプレー、外野手ならバックサードやバックホームなどでランナーを刺すことができる確率が上がります。

また、球際など今までは届かなかった打球も、動きにスピードが出れば捕球することができるようになるかもしれません。

実際にセカンドやショート、外野の選手などは守備範囲の広さが求められます。

送球する球が速くなれば、守備範囲が広くなってもアウトにできる確率が上がるので守備においてもパワーとスピードは必要です。

守備は毎日の基礎練習の反復と、実践や経験値がものを言います。

ですのでそういった意味ではやはり守備には技術面での向上が重要となります。

技術練習を積み重ねる過程でパワーやスピードがついてくると、飛躍的に守備力が向上するでしょう!

走塁におけるメリット

走塁におけるメリットは単純に次の塁に達する確率が上がるということです。

走塁に関してパワーやスピードが上がるということは、足が速くなることを意味します。

また、私個人的には走塁はどちらかというと足の速さよりもセンスや技術力の方が重要だと考えています。

走塁は【速い・遅い】とは言わず、【上手・下手】と表現します。

このようなことからも、いかに技術が必要かがわかると思います。

足が速くても走塁が下手の選手は意外にも多く、足が遅くても走塁が上手な人が多いのも事実です。

ですが、同じ走塁技術の場合は足が速い方が次の塁に到達できる可能性は高くなります。

このように、バッティングや走塁、守備など野手の選手において野球の各動作にパワーやスピードが身に付くことは多くのメリットをもたらします。

そしてこれをチーム全体で行うと、とても強いチームになるのです。

投手がパワー・スピードを身につけるメリット

ではピッチャーの場合はどうでしょうか?

ピッチャーは相手バッターを抑えることは当たり前ですが、どのように抑えるかが重要です。

フライで打ち取るのか、ゴロで打ち取るのか、三振なのか、など状況によって変わってきます。

また、打順やイニング、アウトカウントなどによっても投球の幅や技術、引き出しを持っている必要があります。

もちろんリードするのはキャッチャーですが、ピッチャーも少なからずそのようなことを頭に入れながらピッチングしていることでしょう。

ピッチャーの投球にパワーやスピードが身に付くというのは、基本的には球速が上がることを指します。

ピッチャーは球速以外にも、コントロール、変化球、クイックや間の取り方などその他様々な技術も必要です。

ですので球速のみを追い求めたピッチングはあまり良くはありませんし、結果もあまりついてこないでしょう。

しかし、球速が速くなることで得られるメリットは非常に大きいと思います。

例えば、スタミナを温存することができます。

ストレートの平均球速が130キロの投手が、球速を上げて140キロで投げられるようになったとします。

130キロでもほとんどのバッターを抑えられていたなら、特にそれ以上速い球を見せる必要はありません。

140キロで投げられるようになっているならば、130キロの投球は体力を使わずできるようになっていますので、終盤やピンチの時のために体力を残しておくことができます。

一流のピッチャーはランナーが得点圏(2塁)に進むと一つギアを上げたようにピッチングにも気迫が出てきます。

体力が残っているとこのようなことが可能になるのです。

また、球速が上がるということは変化球との速度差を大きくすることができますので、変化球がより生きていきます。

速い球を内側に見せた後に、外角に逃げる球や落ちる球をしっかり投げられれば打ち取れる確率は上がります。

また、打者が速い球にタイミングを合わせているのがわかれば、多少甘いコースにカーブなどの変化球がいってしまってもその球速のギャップによって打たれる確率は低くなるでしょう。

このように球速が上がることで、ピッチングの幅が広がります。

ピッチングの幅が広がるということは、相手を打ち取る選択肢や引き出しが増えるということにもつながります。

そのようになれば守備面においてとても有利に試合を進めることが可能になります。

ですのでピッチャーにとってもスピードやパワーは付けるに越したことはないですね!

まとめ

これまで成長過程にある野球選手がパワーやスピードを上げるメリットについて書いていきました。

最後に今回の記事の大事なポイントをまとめていきたいと思います。

ポイント1 身体を大きく強くしたいなら次の3つの要素が必要

  1. 練習やトレーニング
  2. 食事や食習慣
  3. 睡眠時間や睡眠の質

ポイント2 身体を大きく強くする3つの要素はどれか一つ欠けても達成できない

ポイント3 野手においてパワーやスピードがつくと以下の3つにメリットがある

  1. バッティング
  2. 守備
  3. 走塁

ポイント4 投手においてパワーやスピードがつくと投球の幅が広がる

ポイント5 野球はパワーやスピードはもちろん重要だが、技術やその他の要素も必要である

 

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