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【必見!!】体温を上げるためのお風呂の利用法とは?

あじ
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あじ
こんにちは!元高校球児の管理栄養士あじです。 スポーツ選手の食事や栄養学について『わかりやすく!』をモットーに情報発信しています!
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こんにちは!

私は平成生まれの管理栄養士です。

最近はずっと低体温などの『冷え』に関する記事を書いてきました。

体温を上げるためには様々な方法があります。

筋肉をつけるのもとても良い方法です。

筋肉量が増えるにつれて熱を生み出す量が増えるからです。

また運動をして筋肉をしっかり使うことで熱を生み出します。

運動することでさらに筋肉は熱が生み出されるのです。

なので運動不足は直接冷えにつながってしまうのです。

また食事に気を遣う事もその方法の一つです。

選ぶ食材や食べ方など、冷えや体温が低いことを改善するのは様々な方法があります。

生活リズムを見直すのも、自律神経を整える要因になりますから、体温を上げるうえで非常に有効な方法です。

 

そんな体温を上げる様々な方法から今回は入浴方法に関して紹介したいと思います。

体温を上げる方法として手っ取り早いのはやはり入浴方法です!

しっかりと湯船につかることで血液の循環を良くし、直接体温を上げることができるからです。

また、ほとんどの日本人が毎日入浴をしますから日々の生活の中でこの入浴を上手に使わない手はありません!

では早速入浴にはどのような効果があるのか見ていきましょう!

入浴の5つの効果とは?

効果① 血行促進効果

まずお風呂に入ってしっかり温まることで血管が拡張し血流が良くなるということです。

血流が良くなると、内臓や筋肉など全身に酸素や栄養素がいきわたります。

また体内の老廃物を処理してくれる肝臓や腎臓などにもしっかり血液が届くため、老廃物を流すこともできます。

それによって、疲れがとれ様々な病気からも身体を守ってくれるのです。

効果② 血液サラサラ効果

お風呂に入るとなんだか血流が良くなって血液がサラサラになった気になりますよね。

入浴によってしっかり浸かって温まることで体内からは血栓を溶かす酵素が増えるのです。

血栓とは血の栓ですので血管の病気である、脳梗塞や心筋梗塞の原因です。

そんな血栓を溶かすプラスミンという酵素があるのですが、その酵素が活発になることで血がサラサラになるのです。

お風呂も上手く利用することで、脳梗塞や心筋梗塞といった怖い病気も防ぐことができるのです。

効果③ リラックス効果

お風呂に入るとその日の疲れが癒されると思います。

特に寒い冬場はお風呂に入る時間が幸せに感じますよね。

私も8年間一人暮らしをしていたのでその間はずっとシャワーでしたが、たまに実家に帰る時に浸かるお風呂は格別でした。

お風呂の時間って自分自身の身体をいたわる大事な時間だと思います。

実は気持ち良い温度に感じられる温度のお風呂に浸かっているときには、リラックスしているときに出るα波という脳波が出ています。

またアセチルコリンが分泌されるので副交感神経が刺激されるのです。

効果④ 免疫亢進効果

入浴をすることで、体温が上がり白血球の働きが非常に良くなります。

白血球は身体の外からくる敵や、内側でできた敵をやっつけてくれます。

それら白血球たちの働きが良くなるということは免疫力が上がるということです。

もちろん体調が悪い人が無理にお風呂に入ることで逆効果となることもあるので注意が必要です。

効果⑤ 静水圧によっての引き締め効果

水の中に入ると水の圧力が身体にはかかります。

お風呂に肩まで浸かった全身浴の場合、約500キロもの圧力がかかるといわれています。

この水圧は血管やリンパ管を圧迫して血行を促し血流アップにつながるのです。

それによって全身の代謝が活発になります。

お風呂の温度の適温は体温プラス4℃

お風呂はどのくらいの時間入っていますか?

私は長い時間一人暮らしをしていたのでずっとシャワーの生活でした。

なので長くお風呂に浸かっているという習慣があまりありません。

熱いお湯にさっと数分浸かってあがってしまいます。

しかし、身体を温める上ではこのような入浴方法は良くありません。

身体をしっかり芯から温めるには最低でも10分は入っている必要があると思います。

私のようにさっとお風呂から上がってしまう人は、もしかするとお風呂の温度設定が高いのかもしれません。

私も熱めのお湯にさっと入るのが好きです。

熱く感じる温度の場合、長い時間入浴ができないので体温を上げることがなかなかできません。

かえって交感神経を刺激し、身体が緊張状態になってしまう可能性もあります。

朝に目を覚ますという意味での入浴には熱めのお湯の方が身体が起きますが、夜はしっかり体温をあげつつリラックスしたいところです。

 

では私のような行水タイプの人でも10分以上お風呂に入るための設定温度はどのくらいでしょうか?

一般的にはお湯の温度は40~42℃とされています。

しかし体温が低い人が入ると熱く感じるかもしれません。

ですので自分の体温を知り、そのあなたの体温+4℃に設定してみると良いでしょう!

体温が35℃台でしたら+4℃ですから39~40℃と無理をしない範囲でOKです!

この入浴をしっかり継続し平熱が上がってきたら少しずつお風呂の設定温度を高くしていけばよいのです。

半身浴でしっかり温め体温アップ!

最近この半身浴を実践している人が多いのではないでしょうか。

特に女性で半身浴をしている人が私の周りでもとても多いです。

半身浴とは、みぞおちより下の部分のみをお湯に浸けて入浴する方法です。

この半身浴のメリットは全身浴に比べて心臓や肺などに負担がかからないということです。

肩まで浸かる全身浴の場合、お風呂にひいた水の圧力によって心臓や肺が圧迫されてしまいます。

それを防ぐのがこの半身浴というわけです。

また、この半身浴というのは、腎臓も含めた下半身を集中的に温めます。

そのため、いらないもの外に追い出す排泄機能も良く働き、老廃物をしっかり排出してくれるのです。

さらに20~30分以上半身浴をすることで、発汗が進みお風呂を出た後もそれが続きます。

なので非常に身体が温まりやすいのです。

しかし冬は上半身が寒いですので、お風呂場の温度を温められる環境であればしっかり温めて半身浴を行うようにしてください。

そのような環境ではない人は、タオルを羽織るなどして上半身を冷やさないようにしてくださいね!

サウナも上手に使おう

家にサウナがある人はほとんどいないと思いますが、近くのスーパー銭湯などに行けばサウナがある人も多いと思います。

非常に汗をかくので身体の芯から温まることが出来る入浴法の一つと言えます。

何と言ってもサウナの室内は90~110℃と非常に高温に設定されています。

これによって、熱の刺激で血管が広がり血流が良くなるのです。

そのため、他の入浴法と同じですが全身に酸素と栄養素がいきわたり新陳代謝を促します。

また肝臓や腎臓などに流れる血流も良くなるので老廃物の排出も促されるのです。

しかしサウナではその熱さによって酸素が体内で使われる量が格段に上がり、それに伴って心拍数も上がります。

ですので循環器に負担がかかるのです。

高血圧や心臓に不安がある方は短い時間から始めるなど注意が必要です。

またサウナに入った後水風呂に入る人を良く見かけますが、身体を温めるのと冷やすのを交互に行うことで血液循環が良くなるのです。

5~10分サウナに入り、1分の冷水に浸かる。

これを数回繰り返すことで、血管が広がったりと縮まったりを繰り返し、血液の巡りが良くなるのです。

また自律神経を整える手助けにもなるので是非サウナに行く機会があれば試してみてください。

炭酸の入浴剤でプラス2℃の体感を

あなたはお風呂に入浴剤などを使用しますか?

特に身体が芯から冷える冬にはこの入浴剤が非常に有効です。

お風呂に入る時のひと工夫として、炭酸などの泡のでる入浴剤を使う方法があります。

この炭酸ガスには血管を広げ血流を促す効果があります。

血管がこの炭酸ガスによって広がることで血流が良くなります。

さらに、入浴剤を使うとお風呂の温度が+2℃の体感温度が得られるのです。

例えば38℃にお風呂の温度を設定しても、体感として40℃のお風呂を再現することが出来るのです!

40℃だとあまり熱くてゆっくりお湯に浸かっていられない体温が低い方でも、38℃ならゆっくり入ることが出来ます!

ですので入浴剤を上手く利用してみましょう!!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は体温を上げるのに、一番手っ取り早い入浴に関して紹介しました!

入浴を上手にすることで身体の芯から温めることが出来ます。

簡単に入浴の効果に関してまとめるとその効果は5つありました。

  1. 血行促進効果
  2. 血液サラサラ効果
  3. リラックス効果
  4. 免疫亢進効果
  5. 静水圧によっての引き締め効果

また普通の入浴だけでなく半身浴や、入浴剤を使うなど工夫することでより効果的に身体を温めることが出来ます。

しっかり入浴することによって体温を上げ、健康ライフを送りましょう!!

 

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