inゼリー【マルチミネラル】オススメの飲み方・栄養成分・原材料などについて徹底解説してみた!
こんにちは!
今回の記事では、inゼリー【マルチミネラル】 について解説していきます!
商品の特徴やオススメの飲用シーンなどを参考に上手に活用して、運動やスポーツのパフォーマンスアップを目指しましょう!
もくじ
inゼリー【マルチミネラル】についての解説動画
inゼリー【マルチミネラル】の特徴
まず、商品の特徴について簡単にまとめると以下の2つになります。
- 5種類のミネラル配合(Fe,Ca,Zn,Cu,Mg)
- エネルギーも摂取できる
人の体に必要とされているミネラルで食事摂取基準に記載されているものは全部で13種類ありますが、そのうちの5種類+3種類をこの1本で摂取することができます。
5種類のミネラルとは以下の5つです!
- Fe(鉄)
- Ca(カルシウム)
- Zn(亜鉛)
- Cu(銅)
- Mg(マグネシウム)
また、このinゼリー【マルチミネラル】は、1本で90kcalのエネルギー(カロリー)となります。
味はグレープ味で、美味しく飲むことができます!
特にアレルギー物質となる原材料27品目の食品は使われていません。
inゼリー【マルチミネラル】のオススメの飲用シーン
では次に、どんな時に飲むのがオススメなのかについて解説したいと思います。
森永製菓さんのHPにオススメの飲用シーンについて記載がありましたので、そちらをまとめると以下のようになりました。
- 小腹を満たしたい時
- ミネラル不足がきになる時
- 妊娠中(つわりがひどい時)
- 美容のために
以上の5つが、inゼリー【マルチミネラル】のオススメの飲用シーンになります!
では、スポーツにおけるオススメの飲用シーンはいつでしょうか?
- 少しでも鉄を摂取したい時
- 食事バランスが崩れている時
- 食事でミネラルが摂りきれない時
それでは一つずつ簡単に解説していきたいと思います。
1、少しでも鉄を摂取したい時
鉄はスポーツ選手やアスリートにとってとても重要なミネラルの一つです。
なぜなら酸素を運ぶヘモグロビンの構成要素となっているからです!
ヘモグロビンは赤血球の成分として、酸素を全身に運ぶ役割があります。
ですので、鉄が不足すると酸素を全身に届ける機能が正常に働かなくなってしまいます。
つまり、鉄不足は持久力の低下やパフォーマンスの低下に直結します。
特に女性の場合は月経によって鉄不足になりやすいですし、成長期にある子供の場合は体内での必要量が増えますのでその分意識的に鉄を摂取する必要があります。
また、汗からも微量ですが排出される栄養素ですので、汗をたくさんかくスポーツ選手やアスリートは消費量が多くなるということになります。
もちろん鉄は食品から摂取した方が吸収率などを考えれば効果的ですので、できれば食事から摂取したいところです。
しかし、スポーツ時などinゼリーなどを選ぶ際に、微量ですがプラスで摂取するためにこような商品を使って補給するのも選択肢の一つとしてはアリだと思います。
2、食事バランスが崩れている時
スポーツ選手やアスリートは海外などでトレーニングや試合に臨む機会が多くなります。
そういった時には、食環境も大きく変わってしまうので食事バランスが崩れてしまうこともあるかと思います。
また、日々激しいトレーニングを行ったりすることで食欲がなくなってしまったり、厳しい減量の中で食事バランスが崩れてしまうこともあります。
そんな時にこの【マルチミネラル】を補助的に利用することは賢い選択だと思います。
ただ、そもそも好き嫌いなどが多く、それによって食事バランスが乱れている人がこのような商品を使ってバランスを整えるのには反対です。
また、『これさえ飲んでいれば毎日ミネラルの摂取は完璧だ!』と食事をないがしろにしてしまうような考え方や食生活の人も注意が必要です!
あくまでこのような商品は補助的な役割であり、それ自体がなければ日々のバランスが崩れてしまうような使い方はオススメできません。
是非できるだけ食事から必要なミネラル量を摂取するように心がけましょう!
3、食事でミネラルが摂りきれない時
スポーツ選手やアスリートの食事の優先順位としては、まず摂取エネルギーをしっかり確保することです。
つまり、以下の三大栄養素を最初に算出して私たちはメニューなどを考えます。
- 糖質(炭水化物)
- 脂質
- たんぱく質
そして、これらの優先順位の高い栄養素を十分確保できたら、その次にこれらを代謝する
- ビタミン
- ミネラル
ついて考えます。
ですので、選手達も食べる順番は三大栄養素を優先して食べることになります!
ここで一つ問題点が出てきます。
それは、必要な摂取量は運動量(練習量)が多ければ多いほど増えるのに対して、胃のキャパシティーは増えないということです。
つまり、時には三大栄養素を優先的に食べた結果、ビタミン・ミネラル源となるおかずなどが食べきれないケースがでてきてしまいます。
しかし、これはある意味仕方ないことで(優先順位は間違っていないので)、こういった時に初めて食事として不足しているビタミン・ミネラルのサプリメントや栄養補助食品を利用するのです。
そして、こういったケースでこのinゼリー【マルチミネラル】は大いに活躍します!
inゼリー【マルチミネラル】の栄養成分や原材料の解説
まずは栄養成分についてみていきたいと思います。
商品の裏に記載さている栄養成分を見やすく拡大した画像がこちらです!
枠で囲まれた部分がこの商品の特徴的な部分になります。
- 赤→エネルギーに関する栄養素
- 青→ミネラル類
まず赤枠を見てみると、炭水化物のみ栄養成分として22.5g含まれているということがわかると思います。
つまり、この商品のエネルギー源は炭水化物(糖質)に依存しているということです!
では次に青枠を見てみると、先ほど紹介した5種類のミネラルが含まれているということがわかります。
この含有量がどの程度なのかは後で解説したいと思います。
では次に、原材料についての解説です。
この商品の原材料を見やすく拡大した画像がこちらです!
- オレンジ色の線→糖質類(成分表記では炭水化物)
- 青色の線→ミネラル類
では、糖質類の砂糖からどのようなものなのか簡単に解説していきます。
砂糖とは?
砂糖はショ糖(スクロース)と呼ばれています。
スクロースはフルクトース(果糖)とグルコース(ブドウ糖)を2つ繋げた二糖類です。
砂糖はフルクトースとグルコースをつなぐ部分さえ分解してしまえばそれぞれ糖質の最小単位になりますので、吸収が早くエネルギーに変わりやすい糖質ということになります。
吸収が早いということは、逆に血糖値が上がりやすい糖質であるということですので、運動などをしない人がたくさん摂取すると体脂肪を蓄える原因になったり、糖尿病のリスクを高めてしまいます。
水あめとは?
水あめの主成分は麦芽糖(マルトース)になります。
マルトースはグルコース(ブドウ糖)を2つ繋げた二糖類です。
マルトースはグルコースとグルコースをつなぐ部分さえ分解してしまえばそれぞれ糖質の最小単位になりますので、吸収が早くエネルギーの変わりやすい糖質だということになります。
吸収が早いということは、逆に血糖値が上がりやすい糖質であるということですので、運動などをしない人がたくさん摂取すると体脂肪を蓄える原因になったり、糖尿病のリスクを高めてしまいます。
ミネラル類はどのくらい含まれているのか?
では次にミネラル類について見ていきたいと思います。
人間の体内にはたくさんの種類のミネラルが存在しています。
食事摂取基準といって『健康に生活を送るためには各栄養素をこのくらい摂取してくださいね!』という基準が設定されているミネラルはこの内13種類になります。
上の図のように、13種類のミネラルは以下のように分類されます。
- 1日の摂取量が100mg以上の多量ミネラル→5種類
- 1日の摂取量が100mg未満の微量ミネラル→8種類
多量ミネラルは以下の通りです。
- カルシウム
- リン
- カリウム
- ナトリウム
- マグネシウム
微量ミネラルは以下の通りです。
- 鉄
- 亜鉛
- 銅
- ヨウ素
- セレン
- マンガン
- クロム
- モリブデン
ではこの商品に含まれているミネラルについて見ていきましょう!
上の図のように、このInゼリー【マルチミネラル】に含まれているミネラルは青枠内のミネラル以外の8種類です。
では実際に、この商品に含まれているミネラルの『量』について、成人が1日に必要なミネラルの摂取量と比較していこうと思います。
成人が1日に必要とするミネラルの量と、この商品に含まれるミネラル量をわかりやすくまとめたものがこちらの表になります。
ミネラルの種類 | 成人男性(30〜49歳) | 成人女性(30〜49歳) | 商品含有量 |
ナトリウム(食塩換算g) | 8.0未満 | 7.0未満 | 0.018 |
カリウム(mg) | 2500 | 2000 | 70 |
カルシウム(mg) | 650 | 650 | 227 |
マグネシウム(mg) | 370 | 290 | 35 |
リン(mg) | 1000 | 800 | 1.7〜6.8 |
鉄(mg) | 7.5 | 6.5 | 2.3 |
亜鉛(mg) | 10 | 8 | 2.9 |
銅(mg) | 1.0 | 0.8 | 0.3 |
マンガン(mg) | 4.0 | 3.5 | ー |
ヨウ素(μg) | 130 | 130 | ー |
セレン(μg) | 30 | 25 | ー |
クロム(μg) | 10 | 10 | ー |
モリブデン(μg) | 30 | 25 | ー |
この表をみてみると、成人が1日に必要なミネラルの量に対してこの商品に含まれているミネラルの含有量というのは、そこまで多くないということがわかると思います。
だいたい感覚的には、成人が1日に必要なミネラルの量の約3分の1〜10分の1ぐらいが含まれているという程度になります。
1日に必要な量の約1/3程度含まれているミネラルは以下の4つです。
- カルシウム
- 鉄
- 亜鉛
- 銅
ちなみにこの表の中のナトリウムとリンに関しては、どちらかというと『そんなに多く摂りすぎないように注意すべき栄養素』になります。
日本人の食生活だと、ナトリウム(食塩)とリンは過剰摂取になりやすいため、体内において絶対に必要な栄養素ではあるんですが、できるだけ減らす努力をしたい栄養素になります。
ミネラル類はたんぱく質や酸などと一緒に摂取することで吸収率が上がりますので、やはりその点を考慮するとミネラルは食材から摂取することをオススメします。
この商品に含まれている5つの各栄養素を多く含む食品についてまとめたブログ記事を下に並べておきますので気になる方は是非ご覧下さい。
- カルシウムの生理作用・食事摂取基準・多く含む食品などを簡単にまとめてみた!
- マグネシウムの生理作用・食事摂取基準・多く含む食品などを簡単にまとめてみた!
- 鉄の生理作用・食事摂取基準・多く含む食品などを簡単にまとめてみた!
- 亜鉛の生理作用・食事摂取基準・多く含む食品などを簡単にまとめてみた!
- 銅の生理作用・食事摂取基準・多く含む食品などを簡単にまとめてみた!
そして、これはスポーツの現場でよく耳にする話ですが、商品の裏の成分表示や原材料の一覧を見て『ミネラルがこんなに多くの種類入っているなら、少しくらい食事バランスが崩れてもいいや!』なんてことを考える人がいるようです。
今回解説したように、ミネラルの種類は多くても、その量としてそこまで多くミネラル類が含まれている商品ではないので、しっかりと3食+αの食事から必要なミネラル量を摂取してほしいと思います!
是非今回の記事の内容を参考にして頂いて、上手に利用し運動やスポーツのパフォーマンス向上に役立てていただけると嬉しいです!