【高校から食トレを始めるのは遅い!?】私が10年間野球をプレーして感じた野球選手と食事との関係性

こんにちは!

野球が大好きな管理栄養士です。

私は小学3年生~高校生3年生の10年間野球をしていました!

そこで今回は、私が実際に野球を10年間プレーして感じた【食事の重要性】について実体験を交えながら話をしたいと思います。

私が管理栄養士になったきっかけは、まさに野球をしていて食事がいかに大切な要素の一つであるかを肌で感じたからです。

そして大学4年間・社会人と日々栄養学や食にまつわる勉強を続けてきました。

そこで得た学問的な視点と、実際に野球を10年プレーした経験を織り交ぜた内容になっています。

野球をしている人は日本に何十万人といますが、その中のたった数人でもいいのでこの記事が読まれて私の思いが伝わると嬉しいです!

私の野球選手としての過去と体格の変化

私は小学3年生の時に野球を始めました。

野球をはじめたきっかけは様々な理由があります。

その中でもいくつか大きな理由があるとしたら次の3つだったと記憶しています。

  1. 自分の持っている能力で将来お金を稼ぐためにはプロ野球選手しかないと思った。笑
  2. 野球とサッカーで悩んだが、当時サッカーはそこまで人気がなかった。
  3. 野球を始めると決めた1998年(当時小学2年生)、松坂大輔投手(横浜高校3年生で甲子園春夏連覇を達成)・高橋由伸選手(巨人に入団し1年目から活躍)を観てカッコイイと思った。

こんな感じの理由で私は野球を始めました。

地元は田舎でしたので小さな規模で地域の子供たちが集まる学童野球チームです。

そして中学に入学し部活動として野球部に所属し、高校で初めて硬式を経験するような流れです。

  • 小学校4年間・・・軟式野球
  • 中学校3年間・・・軟式野球
  • 高校3年間・・・硬式野球

このような感じで野球をプレーしてきました。

では体格はどんな感じだったのでしょうか?

記録が残っている範囲で書いていきたいと思います。

学年 私の身長 全国平均 私の体重 全国平均
小学3年生 不明 128.1 不明 26.9
小学4年生 不明 133.5 不明 30.4
小学5年生 不明 138.9 不明 34
小学6年生 153.6 145.2 44.1 38.2
中学1年生 163.4 152.6 49.5 43.9
中学2年生 168.2 159.8 54.6 48.8
中学3年生 170.2 165.1 56.8 53.9
高校1年生 170.2 168.3 57.2 59
高校2年生 170.2 169.8 60.8 60.6
高校3年生 170.2 170.7 61.4 62.5

このように身長と体重は変化していきました。

表を見ての通り私は野球選手として体格が良いとは決して言えません。

私の家系は全員細く小柄な家庭だと思います。

兄弟も全員痩せていて両親の若いころもすごく細いので、遺伝的にそのような家系だということですね!

それでは私がこのような体格で野球をプレーしていく中で、小・中・高とどのように【食事】に関して考え方が変わっていったのでしょうか?

【野球は体格のスポーツ!?】という感覚と【食事は大切!】という事実

基本的にはどのスポーツにも同じことが言えますが、最終的に体格はさほど関係ありません。

正確に言えば、体格を言い訳にはできません。の方が正しいかもしません。

それは、どれだけ小さくても、どれだけ周りの選手より体格が劣っていても活躍している選手が存在するからです。

例えば野球選手だと、イチロー選手は明らかに他のメジャーリーガーより小さいですね!

また、元阪神の赤星選手は小柄ですが阪神で不動のレギュラーとして日本一に貢献するなど活躍しました。

このように体格が大きくなくても一流な選手がいる以上は、体格が全てと言い切ることはできません。

しかし、小学生~高校生など身体が成長過程にある選手を見れば、ある程度体格の大きさと選手の成績や活躍は比例していると思います。

実際に高校野球などでも、チーム間の体格差が結果の差となるケースは非常に多いです。

2018年春の甲子園での成績とチームの体格がどのような関係があるのか調査した記事がありますのでこちらをご覧ください!

  1. 【2018春の甲子園】全出場校の平均身長・体重・BMIなどランキング形式で紹介!
  2. 【2018春の甲子園】各校のレギュラーメンバーの身長・体重・BMIをランキング形式で紹介!

それでは私が小・中・高と野球をしていく中で【野球選手としての体格の重要性】や【食事の大切さ】についてどのように感じ方が変化していったのか少し紹介したいと思います。

小学生時代

私は学校で一番足が速かったので、運動には自信があるいわゆる【活発でお調子者】でした。

小学3~5年生までは運動センスで野球をしていたので自分よりも体格の大きい子にも負けない活躍はしていたと思います。

小学6年生でいきなり身長が伸び始め、一年間で約10cmも伸びました。

成長期がくるのが周りの子よりかなり早かったのではないかと思います。

実際に小学6年生の時には声変わりしていましたし、体毛も生えそろっていきました。

自分自身、身体が大人に近づいている実感はありました。

小学6年生時は他の子より身長も高かったですし、だいたいの子よりは体格は勝っていたと思います。

【食】に関して言えばほとんど興味も知識もなく、その重要性に気付く予知すらありませんでした。

ただ、監督やコーチからは『デカくなるために毎日しっかり食えよ』とは言われていました。

小学生の場合は、そこまで体格が大きくなくてもセンスだけでなんとかなってしまう場合も多くあると思います。

ですので、親御さんも食事の必要性を感じる機会が少ないかもしれません。

中学生時代

中学2年生の時に私は今の身長になりました!

つまり、中学2年生の途中で身長が止まったということです。

中学2年生の時に身長が170cmあったのですが、当時は学年でも身長は大きい方でした。

体重も身長があった分だけ他の子よりもあったので、パワーもスピードも勝っていました。

1学年上の試合にレギュラーとして出ていても、特に力やスピードの差は感じませんでした。

もちろん、チームに1人はいる特別大きな選手には体格では劣りますが、周りの子よりは大きかったと思います。

【食】に関しては、

  • 身長が伸びるためにはたんぱく質が良い
  • 身長が伸びるためには早く寝た方が良い
  • 試合が終わったらできるだけ早く食べた方が良い

当時ネットなんてほとんど普及していませんから、このような程度のことくらいしか知りませんでした。

情報取集のメインと言えば、雑誌や書籍などでした!

パソコンがある家なんて10人に1人くらいでしたね!

そして、当時はなんと言っても試合前にゲン担ぎとしてカツ丼を食べるような知識量でした!笑(良い子の皆さん、試合前は消化に時間がかかる脂質を多く含む食事は基本的にはNGですよ!)

今考えるとひどいですね・・・(´;ω;`)

周りの子よりも体格は少し大きかったので、特にもっと身体を大きくしようなんて思いませんでした。

高校生時代

そして現実を突きつけられる時がついに訪れます。

私は地元の公立高校に入ったのですが、高校で野球をするくらいなので公立高校といえどもある程度は体格が良い子が集まります。

ですので、私も高校入学時は平均的な体格だったのではないでしょうか。

そして、今までに経験したことのないような練習量とそれに見合った食事量の摂取ができない日々が続きます。

つまり、摂取エネルギー量(摂取カロリー)よりも消費エネルギー量(消費カロリー)が大きく上回る日々を送っていたということです。

簡単に表現すると、毎日ダイエットしているようなものですね・・・

私の場合は中学2年生の時に身長が止まったいましたから、大きくなろうと思ったら体重を増やすしかないのです。

また、野球部でトレーナーさんと契約していて、その方から色々と食事に関する知識を教えてもらうのですが全く現実的に実践できませんでした。

私が過ごした高校3年間、母親が入退院を繰り返していたので自分で食事を作っていました。

朝・昼・夜の3食全てを自分で作ることも多々ありました。

当時も、高校球児は間食を摂ることで3食で摂りきれないエネルギー分を補給するなんてことは当たり前でしたが、知っていても実行できる環境ではありませんでした。

ですので、高校野球を始めてからしばらくはむしろ体重が少しずつ減り続けていくなんてこともありました・・・

そして、気が付くとほとんどの選手が自分より体格が大きくなっていました。

特に中学生の時に知り合いだった私立の選手などは、会うたびにびっくりするくらい体格が大きくなっていました。

身長はもちろん成長期なので伸びますが、特に体型(お尻や太ももなどの筋肉量)が変化しているのが一目でわかるのです。

筋力トレーニングは週に数回、トレーニング時間もしっかり設けてやっていましたが、なぜここまで違うのか・・・?

そこでようやく食事の大切さに気が付いたのでした。

今思うと、まさに『時すでに遅し』って感じですね!笑

そうして満足のいく活躍もできずにあっという間に高校野球を終え、野球人生も終了しました。

私立の強豪校と戦うと力の差は本当に歴然で、スイングスピード・打球スピード、飛距離、送球・投球スピードなど全てにおいて劣っているのを体感しました。

『このような結果の差は、間違いなくトレーニング量や食事量の差であって、技術の差以前の問題なんだな・・・』

そう肌で感じた時に、野球選手にとって食事がいかに重要なのか本当の意味で気付かされました。

このような体験によって私は大学で栄養学を学ぼうと思ったのです!

高校球児の時に感じた『体格差が結果の差を生む』という現実

体格が大きくなりプレーにパワーやスピードがついてくると、様々な面で余裕が生まれます。

バッティング技術が同じ場合、スイングスピードが速ければ、ボールを見極める時間が長くなるのでボール球を選ぶことが可能になります。

するとフォアボールなど出塁率は確実に上がりますね!

また、体格が大きくなることで扱えるバットの重量やスイングスピードも上がるでしょう。

それにより打球も速くなり、ゴロを打ったとしても打球が速くなった分ヒットになる確率や、相手の守備がミスをする確率も上がるかもしれません。

さらに今まで単打だった打球に飛距離や打球速度が加われば、長打になることもあるでしょう。

なんといっても体格が良い選手が打席に入っているだけでピッチャーとしてはプレッシャーになりますから、それだけで相手より有利に試合を展開することができます。

ピッチャーでは、今まで100%の力で投げていた球を80%の力で投げても同じような球を投げることができるようになります。

そうすると、体力的にも長いイニングを投げられますし、ここぞというピンチの時にギアを上げることもできます。

このように同じ技術を持っていた場合は、体格が大きくなった方が有利になると考えられます。

私も高校3年間は、毎日この現実を目の当たりにしてきました。

こうして、パワーやスピードで全く歯が立たなくなってしまった自分は日々自信をなくし、あっという間に高校野球生活を終えてしまったのです。

まさに今現在、当時の私と同じように感じている人もいるかもしれません。

私のように、野球人生を終えてしまった人は何も結果を変えることができませんが、あなたがまだ現役選手である限りまだ可能性があるので大丈夫です!

本気で野球をするなら(野球で結果を残したいなら)小学生の時からしっかり食事をしよう!

この記事を読んでいる人が、全員プロ野球選手になりたい、甲子園に行きたいという人ばかりではないと思います。

もちろんそのような方も多くいるかもしれませんが、とにかく今よりも少しでもパフォーマンスを上げたい!と思っている方もいるでしょう。

野球に限らず、なにかテレビ・雑誌・YouTubeなどから食事の重要性を知ってこの記事を見つけた人もいると思います。

ですので、全員に『食事は大切だからしっかりと食事をしようね!』と言うつもりはありません。

しかし、プロ野球選手になりたいと思いながら野球をしていた当時の私のように、野球で結果を残したいというのであれば今日から食事を意識してほしいと思います。

食事も野球の練習や・トレーニングの一つなのです。

最近は【食トレ】なんて言葉をよく耳にしますよね!

小学生の野球選手・その親御さんがこの記事を見てくれているなら

もし今あなたが小学生の野球選手であったり、または小学生の野球選手を子にもつ親御さんだったら、しっかりと日々食事をすることが野球選手としての明るい未来につながるいうことを知ってほしいと思います。

小学生の場合は、『たんぱく質が○○g必要で、エネルギー量は○○kcalで・・・』なんて考えたり計算する必要はありません。

  1. 朝・昼・夜と3回しっかり食事をし、それでも足りないと思ったら間食を食べる。
  2. 各食事は、主食・主菜・副菜を意識して食べる。
  3. 食事もトレーニングの一環だけれども、楽しく食事をする。

など、まずは基本的なことだけで十分です!

それが習慣になってきたら、さらにワンランク上の食事をすれば良いと思います!

中学生の野球選手・その親御さんがこの記事を見てくれているなら

もしあなたが中学生の野球選手であったり、または中学生の野球選手を子にもつ親御さんで、自分の食事(子供が食べている食事)に少し問題があると感じている場合は今日から食事内容を見直してみてください!

中学生は心も身体も非常に大きく成長し、著しく心身共に変化します。

その変化や成長の過程では、食事はとても重要な役割をもちます。

身体の成長にはもちろん食事から摂取した栄養素のみが影響します。

食卓を親子で毎日・毎食一緒に囲むことで、お子さんの心の変化にも気付きがあるかもしれません。

高校は強豪校に行きたいんだ!というお子さんであれば、中学生から高校で戦える身体を作っていく必要があります。

食事をしっかり食べられる身体の強さ、胃袋のキャパシティー、消化吸収能力など、生活リズムや食事に対しての意識や知識などなど・・・

高校1年生になってから始めるのと、しっかりと準備してから高校球児になるのでは雲泥の差があります。

また、高校は親元を離れて寮があるような強豪校で野球生活する場合は、生活の全てを本人にゆだねることになります。

そうなった場合は、親御さんがどう頑張っても力になれるのは中学3年生までなのです。

一日でも早く、選手本人が自ら『食事も強くなる大事な要素である』という意識の元、それを実際に行動で示せるようになってほしいと思います。

高校生の野球選手・その親御さんがこの記事を見てくれているなら

もしあなたが高校球児であったり、または高校球児を子にもつ親御さんの場合は、毎日の毎食毎食が勝負となってきます。

高校に入学してから3年生の最後の夏の甲子園が始まるまで約860日程度しか日数がありません。

一日3回食事をすると仮定した場合だと、約2600回しか食事ができないのです。

その中でどれだけ自分の身体を大きくし、パフォーマンスを向上させるのかが重要になってきます。

私のように、高校生になるまで食事のことについて全く意識してこなかった場合はある程度勉強も必要になります。

3年間と割と短い期間で結果を出すためには、効率よく・効果的に身体を大きくするためにどのように食事をしたら良いのか?しっかりとした知識が必要です。

私もこのブログ内でそのような方たちの力になれるように、日々より質の高い情報を頑張って提供していきたいと思っています!

私のように後悔だらけの高校野球生活をあなたには送ってほしくないという強い思いがあるので、持っている全ての知識や経験をこのブログでは全て出し切っていきます!

何かを始めるということに決して遅いということはありません。

今日から始めるということが、あなたの人生にとって一番早いタイミングなのです。

ですのでお互いに頑張っていきましょう!

何かわからないことや、疑問に思っていることなどがあれば、ブログのコメント欄に記入していただければお答えします!

是非お気軽にご質問ください!