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スポーツをする子供が朝からご飯をしっかり食べられない5つの原因とは?

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こんにちは!元高校球児の管理栄養士あじです。 スポーツ選手の食事や栄養学について『わかりやすく!』をモットーに情報発信しています!
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元高校球児の管理栄養士です!

前回、ジュニアアスリートやスポーツをする子が、なぜ朝からしっかりとご飯を食べないといけないのか?について解説しました。

まだご覧になっていない方はこちらの記事をご覧ください!

今回は、子供たちがなぜ朝食を食べられないのか?について、その原因を探っていこう思いまうす。

特に野球やサッカーなどスポーツをしているお子さんを持つ親御さんの中には、我が子が朝食を食べてくれないと悩んでいる方も多いと思います。

原因をしっかりと把握して、お子さんが朝からモリモリご飯を食べる生活習慣を身につけさせてあげたいですね!

それでは早速見ていきましょう!

原因① 親が朝食を食べていない

子供にとって、親はスーパーヒーローです。

お母さんもお父さんも憧れの存在なので、良い意味でも悪い意味でも真似をします。

スポーツをしている子が中学生くらいになれば、なぜ朝食をしっかり食べないといけないのか?ということを自分で理解し行動することができます。

しかし、まだ小さい子の場合はそれができません。

ですので、朝ご飯の重要性を行動をもって示す必要があるのです。

もし、お母さんやお父さんが朝ご飯をしっかり食べていれば、『朝ご飯は食べるのが当たり前なんだなぁ』と子供はそう思います。

しかし、お母さんやお父さんが朝ご飯を食べないと、『ママやパパが食べてないから僕(私)も食べなくてもいいんだ!』このように思うかもしれません。

親が朝食を食べていない状況で、子供に対しては『朝ご飯を食べないとパワーが出ないよ!』と言っても納得できないのです。

ですので、まずお母さんやお父さんなど、その家庭内で大人が朝ご飯をしっかり食べる習慣になっているかが重要です。

前日の夕食時間や量に問題がある

子供自身の生活習慣でまず最初に疑われるのが、前日の夕飯についてです。

  1. 夕飯を食べた時間
  2. 夕飯の食べた量

この2つのどちらか、もしくは両方が原因で朝食をしっかり食べることができない場合があります。

夕食を食べた時間があまりにも遅く、もはや夜食になっていることはありませんか?

例えば、スポーツの練習や試合が遅くまで行われることで夕飯が遅くなってしまったり、習い事や塾などで夕飯が遅くなってしまったり・・・

このように、一日の最後の食事が遅い時間になってしまうと、消化器官や内臓が寝ている間に回復できずに朝を迎えます。

すると、どうしても食欲が出てこずスッキリとした状態で朝からご飯を食べられないのです。

夕食の時間は睡眠の質にまで影響しますので、最低でも寝る2時間前くらいまでには食べ終わっていたいですね!

寝る2時間までには食事を終えておきたい理由について書かれた記事がこちらにあります。

9時に寝る子の場合は7時までに、10時に寝る子の場合は8時までに、という感じで食べるタイミングを調整したいですね!

どうしても、練習や習い事などで夕食が遅くなってしまう場合には、油ものは避けて消化の良いものを食べるように心がけてください!

そうすることで、翌朝の朝食への影響を減らすことができます。

また、食べる量も大事です。

スポーツをしている子供を持つ親御さんは、できるだけたくさん食べさせようとすることがあります。

たくさん食べれば食べるほど、消化に大きな労力と時間を費やします。

もちろん夕食を夜遅く食べた場合と同じで、朝起きても消化器官や内臓が元気な状態ではないので食欲がわきません。

そういった意味でも腹八分目が理にかなった食事なのです。

もし、強い身体・大きい身体を目標にお子さんにご飯をしっかり食べさせたいという方は、一日のトータルで食べる量を増やすことが重要です。

夕食だけに食事量が偏るのではなく、3食均等に分けたり、間食を上手に使うなどすると良いでしょう。

大切なのは、次の日の朝からしっかり食べるためにも、一日の最後の食事はできるだけ早い時間に無理のない量にすることです。

寝不足などにより朝起きる時間が遅い

ピピピピ、ピピピピ・・・。

目覚まし時計が鳴り、あなたは目を覚ましました。

すぐ目の前にはテーブルがあり、そこには立派な朝食が用意されています。

しかも、全てあなたの大好物です!

さぁ~好きなだけ召し上がれ!

と、言われても、ほとんどの人はなかなか思うようには食べられないと思います。

これは、頭も身体もまだ起きていないからです。

つまり、人間はどんなに美味しいものが用意されていても、頭や身体が起きていない状態では食欲がわかないのです。

ですから、起床してから食事まではある程度の時間が必要です。

起きてから1時間も何も食べずにいたら、さすがにお腹が空きますよね?

朝食をしっかり食べるためには、お腹を空かせる分だけ早起きをすることが大切です。

そのためには、早く寝る必要があります。

夕飯を早い時間に済ませ、夜更かしせずにできるだけ早く寝る。

すると、自然にお腹が空いて目が覚めることすらあります。

逆に、夕飯を食べる時間も寝る時間も遅いことで、起きる時間も遅くなってしまいます。

起きる時間が遅くなると、家を出るまでの時間に余裕がなく、起きてすぐご飯を食べなければいけません。

このような状態では、なかなか朝からご飯をしっかり食べることは難しくなります。

また単純に寝不足の場合は、朝起きても眠いので食事どころではないという子もいます。

前日の夜から朝食をしっかり食べられるか否かはほぼ決まっているのです!

朝ご飯が弧食である

現代は、夫婦揃って家計を支えているという世帯が非常に多くなっています。

いわゆる【共働き】です!

朝は、子供よりも早く朝食を取り出社する方も多いと思います。

テーブルに朝ご飯が用意されていて、子供だけで朝食をとるという家庭もたくさんあります。

場合によっては『あるもので適当に食べてね!』という家庭もあるでしょう!

どっちにしても、子供に食環境を委ねることになります。

その結果、好きなものしか食べなかったり、TVに集中してしまい朝食をあまり食べずに家を出たりする子もいます。

また、一人で食べるのはとても寂しいですので、なかなか食欲がわかないかもしれません。

このように、弧食によって朝からご飯をしっかり食べられないという場合もあるのです。

弧食は社会的な問題になっていますが、家庭によっては仕方ないことだと思います。

ですので、『適当に食べてね!』を禁止して、できるだけ朝食は用意してあげたりするなど、何かしら工夫が必要ですね!

食べ物の好き嫌いや偏食をする

朝起きるのも早く、みんな家族そろって食卓を囲んでいる。

お腹も空いて、食欲もしっかりある。

しかし、好き嫌いが激しく朝食をしっかり食べられない!という子も決して少なくありません。

この場合は、朝食をしっかり食べられない原因がはっきりしていますね!

食欲はあるのだから、あとはどれだけたくさんの食事を食べてくれるかです。

もちろん、好き嫌いはすぐには直りません。

しかし、食べられる食品を見つけて、少しずつ食事量を増やせると良いと思います!

朝ご飯を食べる時に食欲がある時点で合格点ですので、『朝食を食べた』ということに対して褒めてあげてください。

お子さんが好き嫌いや偏食をしてしまう理由をしっかり見極めて少しずつ克服してほしいと思います。

参考までにこちらの記事もご覧ください!

まとめ

それでは、この記事の内容をまとめていきたいと思います!

  • ポイント1 ジュニアアスリートやスポーツをする子が朝食をしっかり食べられない5つの原因
  1. 親が朝食を食べていない
  2. 前日の夕食時間や量に問題がある
  3. 寝不足などにより朝起きる時間が遅い
  4. 朝ご飯が弧食である
  5. 好き嫌いが激しい
  • ポイント2 親が朝食を食べていないと、子供は自分も食べなくても良いと思ってしまう
  • ポイント3 前日の夕飯を遅い時間に食べたり量が多すぎる、翌朝食欲がわかない
  • ポイント4 前日の夜遅くまで起きていると、翌朝頭や身体が起きないため食欲がわかない
  • ポイント5 子供が朝食を一人で食べると、食事量が少なくなる可能性がある
  • ポイント6 好き嫌いや偏食によって、朝から食欲があってもしっかりと食べられない子がいる

 

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