アスリートや栄養学初心者の方にオススメです!

身長を伸ばす食事方法についてママたちからよくされる質問12選

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こんにちは!元高校球児の管理栄養士あじです。 スポーツ選手の食事や栄養学について『わかりやすく!』をモットーに情報発信しています!
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こんにちは!

私は平成生まれの管理栄養士です!

前回は、運動やスポーツをしている子供の身長が伸び悩む食事や食習慣について解説した記事を書きました。

まだご覧になっていない方はこちらのリンクからどうぞ!

身長を伸ばすためには、必要な栄養素を適切に摂ることが大切です。

今回は、お母さんやお父さん達からよく質問されることをピックアップしてみました。

私が実際に現場で受ける質問としては、栄養素がどうこうというよりも、家庭内の食事環境などについての内容がとても多いです。

ですので、それを一つ一つ解説していきたいと思います!

きっとこれを見てくださっている方の中には、同じようなことを疑問に思っている人が多いのではないでしょうか?

全国の未来のスター選手を育てるお母さん、お父さん、または指導者の方に是非知ってもらいたい内容が満載です!

もちろん、スポーツをしていないお子さんでも当てはまります!

それでは早速見ていきましょう!

1、うちの子は少食なのですが・・・どうしたら良いですか?

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私は小さい時、どちらかというと少食でした。

ですので今となっては当時の親の気持ちはよくわかります。

私が少食のお子さんたちを見ていて一つ心配な事があります。

それは運動量が多いの対して、食べる量が少なくて栄養不足になるということです。

これは本当に避けるべきですね。

なぜなら背が伸び悩むだけではなく、貧血や骨折などのケガの原因になることさえあるからです。

子供たちの身体は、常に成長するために栄養素を必要としています。

スポーツをしている人はさらに多くの栄養素が必要とされるのです。

では少食になってしまう原因とはどういったものがあるのでしょうか。

  1. 甘いジュースをたくさん飲む
  2. お菓子が常に手が届くところにある
  3. 食事に集中できる環境にない
  4. 疲れすぎなて食欲がなくなる
  5. 睡眠不足で食事中に眠くなる
  6. 間違った間食をしている

一つ一つその理由と改善策を見ていきましょう。

①甘いジュースを飲む

まず甘いジュースに関してですが、食事中は水かお茶にしましょう。

そして喉が渇いて水分補給をする時でもできるだけ甘いジュースなどは控えましょう。

これが食事がまともにできない原因の一つ目になります。

それは甘いジュースだと血糖値が上がりやすくなり、満腹になるのが早くなるからです。

満腹とは、胃の容量がいっぱいになって感じるのではありません。

血糖値が上がったときに、脳が「あぁ~血糖値上がってきたからもう食べなくていいや!」と指令を出すことによって満腹になるのです。

なのでジュースは満腹を促しやすくします。

その結果食事をしっかり摂ることができなくなるのです。

②お菓子が常に手が届くところにある

お菓子もジュースと同じです。

お菓子に含まれる脂分や糖分が満腹を促進します。

間食などでこのうようなものを食べてしまうと本来食べるべき食事を十分に摂ることができなくなります。

たまに食べるのは良いでしょうが、習慣になっている子は要注意です。

このような習慣が当たり前になると、肥満になりやすくなります。

そうすると背の伸びを妨げるどころか、ケガをしやすくもなります。

③食事に集中できる環境にない

例えばテレビを見ながらの食事など、いわゆる「ながら食い」これは良くありません。

食事はトレーニングです。

身体を大きくするためのトレーニングなのです。

テレビに集中してしまうと気が散ってしまい食事量を多く摂ることはできません。

できれば一家団欒、楽しく会話を楽しみながら食事をしたいですね!

④疲れすぎて食欲がない

体力がなくなるまで練習したり、遊んだりするのは素晴らしいことです!

しかし、ご飯が食べられなくなるまで練習したりするのはあまり良くありません。

そこまでいくと免疫力が下がって風邪をひきやすくなったり、体力の回復が遅くなります。

食べる体力というものも必要です。

練習とご飯、トレーニングと食事はワンセットなのです。

⑤睡眠不足で食事に集中できない

背を伸ばすために一番重要な要素は絶対的に睡眠です。

睡眠不足は食欲不足にもつながります。

まずはしっかり寝ることです。

寝る子は育つ!!です!

⑥間違った間食をする

練習後の間食は、おにぎりを一つにするなど練習での筋肉の疲れなどをすぐカバーできる程度の量にしましょう。

そして夕飯でしっかり栄養素を摂りましょう。

おやつなど栄養価の低いものは、練習後などにはできるだけ食べないようにしましょう!

ここでいうおやつとはお菓子や菓子パンのことです。

間食を食べ過ぎてしまったりすると夕食にも影響が出てしまいます。

おやつといっても様々なものもあります。

菓子パンやお菓子などは、体の成長に必要な栄養素があまり含まれていません。

一方で食事近いようなおやつもあります。

サンドイッチ、肉まん、果物、食パン、ヨーグルトなどです。

エネルギーはもちろんですが、身体の調子を整えてくれるビタミンやミネラルも工夫することでおやつからでも摂ることができるのです。

このように食事に近いおやつを、夕飯に影響がでない程度に上手に工夫して間食としてとり入れましょう。

2、うちの子は肥満気味です・・・注意点はありますか?

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成長期であればさほど心配はいらないと思います。

それよりも心配なのは、太りやすい食生活が身についてしまっていることで、その習慣が続いていることです。

甘いジュースや、脂っこいスナック菓子、ジャンクフード・・・

このような食事が好きで、その結果太ってしまっているような場合ですと心配ですね・・・

体脂肪が増えると腰やひざなどの関節のケガの原因になるだけでなく、成長も早く止まってしまう可能性もあります。

お子さんは自分の食事を選ぶことは難しいですので、お母さんやお父さんがしっかり気をつけてあげましょう。

また肥満気味のお子さんを持つ親御さんは、とにかくお肉が好きです。

お肉といっても、いろんなお肉料理で出すことには問題はあまりありません。

しかし焼き物、揚げ物など茶色いお肉料理が続くとその分カロリーが多くなってしまいますので、太ってしまう原因にもなりかねません。

ですから、お肉の調理をする際に脂身を切ってしまったり、鶏肉の場合皮をはいでしまえばそれだけでエネルギー(カロリー)がカットできます。

また、料理では例えばしゃぶしゃぶにしたり、網焼きにして余分な脂を落とす工夫をすると良いと思います。

最初にも言いましたが、子供のころは少しぽっちゃりしているくらいがちょうどいいです。

明らかに肥満の場合は身長の伸びに影響がありますので少しだけ注意して食生活などあげてください。

主な太りやすい食習慣は以下の通りです。

  1. 野菜をあまり食べないでお肉などの主菜ばかり食べている
  2. 水やお茶ではなく、ジュースを飲んでいる
  3. マヨネーズやドレッシングをたっぷりつける
  4. お肉の量に対してお魚や大豆製品が少ない
  5. 中華などの油を使う炒め物が多い
  6. 外食するときは洋食が多い
  7. 間食には必ず甘いものを食べる

①野菜をあまり食べないでお肉などの主菜ばかり食べている

野菜には、身体が生まれ変わったり、成長したり、食べたものをしっかりエネルギーに変えるための代謝に必要な栄養素が数多く含まれます。

それはビタミンミネラルです。

しかし野菜をあまり食べないという事は、ビタミンやミネラルを上手く摂れないという事になります。

そうすると身体の脂肪の燃焼力ももちろん下がりますから、太りやすくなります。

野菜を食べない分だけ、お肉などカロリーが高いものを食べると太っていくのは簡単に想像できますね?

お肉と一緒に野菜も食べられる、カレーや餃子などのメニューもたくさんありますので工夫してみましょう!

②水やお茶ではなく、ジュースを飲んでいる

水やお茶にはカロリーはありません。

しかし、市販のジュース(清涼飲料水)にはたっぷりのお砂糖が入っています。

食事中にたくさんのジュースを飲んでいる場合は、そのジュースを水やお茶に変えてあげるだけでカロリーはかなりカットできます。

食事以外でも、水分補給としてジュースを飲んでいるのも太る原因になりますのでご注意を!

③マヨネーズやドレッシングをたっぷりつける

ん~これはやめられないですよね!笑

特にマヨネーズ・・・

私もあのマヨネーズが癖になる気持ちはわかります。

しかしマヨネーズやドレッシングは簡単に言うと味のついた油です。

炭水化物、脂質、たんぱく質の三大栄養素の中で最もカロリーが高いのが脂質です。

マヨネーズやドレッシングなどをつけすぎると、それが直接太ってしまう原因になりますので注意が必要です!

マヨネーズやドレッシングを使う場合には、一回の食事に使う分量だけ小皿にとって、なくなったらおしまい!というような工夫をしましょう。

④お肉の量に対してお魚や大豆製品が少ない

お肉はなぜ太りやすいか?

それは簡単!

魚や大豆製品など同じたんぱく質補給源の中で一番脂質が多いからです。

同じ量たんぱく質を摂ろうとしても、お肉の場合は脂質が他の食品よりも多くなってしまいます。

ですので、今日はお肉、明日は魚、明後日はお肉半分と大豆製品半分というように、まんべんなく主菜のメニューを考えていきましょう。

⑤中華などの油を使う炒め物が多い

中華の旨みとはいかに良い油を使うか!

これが中華の基本です。

油は旨味として感じるのです。

日本の和食の旨みは出汁などですが、中華は油が命と言っていいほど大切です。

炒め物はその分どうしても油っこい食事が多くなりエネルギー(カロリー)を摂りすぎてしまうのです。

炒め物をする時は炒め油の量を決めると良いと思います!

またテフロン加工されたフライパンなどを上手に使うと余分な油をカットできますよ!

⑥外食するときは洋食が多い

洋食はどうしても脂質が多くなります。

お肉を中心に乳製品、卵など脂質がわりと多い食品を使用するからです。

たまに外食をする場合は心配ないですが、外食の回数が多い家庭は和洋中まんべんなく利用するとGOODです!

特に日本人の身体には和食が合いますし、和食はスポーツで失われた栄養素をしっかり補ってくれます。

外食をする時に行くお店で洋食が多い場合は、できるだけ野菜をしっかり摂ることと、いろんな料理を少しずつ食べると良いでしょう。

⑦間食には必ず甘いものを食べる

ケーキやチョコなど間食に甘いものを多く食べ場合、カロリーを摂りすぎてしまいます。

甘いものはほとんどがお砂糖です。

ご存知の通りお砂糖は太る原因ですので、できるだけ控えましょう。

間食を摂る場合は、無塩のナッツやチーズなどカロリーがなるべく低く栄養価の高いものを選ぶと良いでしょう。

少し肥満気味のお子さんは間食自体も控えたほうが良いですが、いきなりなくしてしまうとストレスになりますので、徐々に減らしていくのが理想です。

3、試合に向けてダイエット中です。身長の伸びに影響ありますか?

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競技によっては柔道のように体重によって階級があったり、体操やフィギュアスケートのように身体のラインをきれいに見せなければならないものがあったりします。

ですので競技によってはダイエットや減量しないといけない場面も出てくるでしょう。

そんな時に無理なダイエットは絶対に禁物です。

成長期の無理なダイエット、減量で心配なことには貧血や疲労骨折があります。

ですからエネルギー(カロリー)は抑えながらも、しっかりと栄養素はたくさん摂るように心がけてください。

貧血で体力や集中力が落ちてしまっては練習の質も下がってしまいます。

また、骨折なんてしてしまったら元も子もありません。

数か月練習を休まなければならない場面も出てきます。

まだ成長期のお子さんは心身のバランスが整っていません。

指導者から「痩せろ」「食べ過ぎるな」と言われすぎると、摂食障害になることさえあります。

太りたくないと思ってご飯を少ししか食べなかったり、お肉お魚などの栄養価の高いものを控えているとしましょう。

すると身体は「おや?今、私の体には必要な栄養素がたくさんあるのはずなのに、全然足りないなぁ・・・よし!もっと食べさせよう!」と、このように反応します。

結果おやつなど簡単にその食欲を満たせるものに手が出てしまいます。

すると、身体づくりに必要な栄養素を食事で摂れなくなることがあるのです。

これに関しては周りの大人たちの理解と協力がとても重要だと私は思います。

4、うちの子はお肉が嫌いです。それでも身長伸びますか?

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おっとそのパターンもありますか!?

そうですよね・・・人の好き嫌いはそれぞれですもんね!

身長が伸びるために必要な栄養素で一番大切なのは、間違いなくたんぱく質です!

お肉はたんぱく源の最たる食品の一つですが、あくまでお肉はその中の一つにすぎません。

たんぱく質がたくさん摂れる食品は他にもたくさんありますので、他の食材でしっかり摂れていれば問題ありません。

たんぱく質の代表格と言えば、肉、魚、卵、乳製品、大豆製品などがあります。

お肉にはたんぱく質以外にも、鉄分や亜鉛、ビタミンB群など様々な栄養素が含まれています。

ですので、そのような栄養素も他のたんぱく源となる食品や野菜などを上手く利用して摂ってあげることをおすすめします。

結論としてはお肉が嫌いでもしっかり食事さえしていれば身長はグングン伸びます!

お母さん、お父さん安心してください!

たんぱく質について詳しく解説した記事がいくつかありますので是非ご覧ください!

  1. アスリートやスポーツ選手が必要なたんぱく質摂取量はどのくらい?
  2. 【アスリート・スポーツ選手必見!】たんぱく質を多く含む食品5選!
  3. 【アミノ酸スコア】によって良質なたんぱく質かどうかがわかる!?
  4. 【たんぱく質摂取量120gが目標!】日常的に食べる食品からたんぱく質を上手に摂取する方法とは?
  5. 【スーパーで買える!】たんぱく質を最も安く摂取できる食品・食材とは?

5、うちの子は野菜が嫌いです・・・

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身体の成長には野菜に含まれるタミンやミネラルが必要です。

ですから、野菜は食べた方が良いですか?そう聞かれたら、必要ですねぇ・・・と答えるしかありません。

野菜に含まれるたくさんのビタミンやミネラル分が細胞の生まれ変わりや成長に必要なのです。

特定の野菜が嫌いなのであれば、その野菜に含まれる栄養素を他の野菜や食品で補う事は出来ます。

しかし野菜全般が嫌いな場合はそれがなかなか難しいですよね。

本当でしたら野菜嫌いは直してほしいところです。

本気で今後スポーツで活躍していきたい!プロになりたい!そのために背を伸ばしたい!

そう言うのであればなおさらです。

どうしても嫌いで食べられない場合はサプリメントを上手に利用しましょう。

子供はお肉、魚などのメインとなる料理はみんな好きだと思います。

ですから野菜などに多く含まれる、微量栄養素のビタミンやミネラルをいかにしっかり摂れるかで差がつくのです!

小学生や中学生は、ほとんどの人が昼食は給食ですから、お昼に食べるものや摂取する栄養素はほとんど変わりません。

しかし朝食や夕食、そして休日などの家庭での食事で成長に差がつきます。

特に夏休みや春休みなど長期的な休みの時の食事です。

また中学生も大阪や横浜市などお弁当持参のところもあるでしょう。

お弁当だと汁物をつけることができないのでどうしても給食と比べて野菜不足になりやすくなります。

給食がない学校や、高校生などは特に野菜不足になりやすいのです。

その分朝食や夕食では野菜を多めに摂るように心がけましょう。

そして、どうしても野菜が食べられない場合はサプリメントなどを利用すると良いでしょう!

6、うちの子はアレルギーをもっています。身長を伸ばす為の栄養素不足が心配です。

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アレルギー持っているお子さんはとても多いですよね。

好き嫌いとは違って食べたくても食べられないわけですから大変ですよね・・・

このような場合にはそれに代わる食品をいかに上手く使うかが重要だと思います。

例えば小麦アレルギーでしたら、お米でエネルギー補給を。

卵や乳製品アレルギーでしたら、肉や魚や大豆製品などでたんぱく質の補給を。

果物アレルギーで成長に必要なビタミンなどが摂れていないと思うのであれば、サプリメントを利用するのも良いでしょう。

ここではできるだけストレスをかけないことが一番のポイントだと思います。

食べられる食品のなかでしっかりと栄養素を摂っていくことで体を作ることができるのです。

7、我が家の朝食はパンだけです・・・身長の伸びに影響ありますか?

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スポーツを本気でするために背を伸ばしたい!

そう意気込んでいるのであれば、朝食はパンだけでは全然栄養素もエネルギー(カロリー)も足りません。

朝食はスポーツをする子の食事の中で一番差がつきます。

朝食を制する子はスポーツを制すです!

しかし、どうしても食べられない・・・そんな場合もありますよね?

そんな時はやはり間食と夕食に工夫が必要です。

また朝食にもひと工夫を!

パンを食べるならサンドイッチにしたり、野菜やお肉、卵など食材をふんだんに摂れるメニューにしてあげましょう。

8、牛乳ってたくさん飲めば飲むほど身長は伸びるのですか?

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残念ですが牛乳だけでは身長は伸びません。

あくまで身長を伸ばすためには、成長に必要なエネルギー源をしっかり摂ることや、たんぱく質をはじめその他様々な栄養素をとる必要があるのです。

ですので、ごはんをしっかり食べてお肉や野菜を食べたうえで牛乳を飲むことをおすすめします。

牛乳についてよく聞かれる質問がありますので紹介します。

牛乳を飲むとお腹が痛くなるのですが・・・

下痢をしてしまうのであれば、もしかすると牛乳自体が体質に合わないのかもしれません。

まれにそのような子もいます。

牛乳に含まれる糖質(乳糖)が上手く分解できないのです。

これを専門用語では乳糖不耐症と言います。

また、そもそも牛乳に含まれるたんぱく質がアレルギーの子もいます。

ですので無理に飲むことはやめましょう。

牛乳に含まれるたんぱく質やカルシウムはチーズやヨーグルトなどでも補えますし、乳製品以外でも摂取できますので安心してください。

チーズやヨーグルトがダメな場合は、また別の食品で補えば良いのです。

牛乳を水のようにガブガブ飲むのですが・・・

基本的には食事が一番です。

牛乳をたくさん飲んでも、その分食事がしっかり食べられないようでは牛乳を飲むことは逆効果になります。

喉が渇くようであれば、水やお茶でこまめに水分補給しましょう。

牛乳をがぶ飲みする子の中には、喉が渇いてそうする子も多くいると思います。

水分補給はこまめに!そして水かお茶で!です!

9、高校の柔道選手やラグビー選手、高校球児など白米をすごい食べますよね?それって本当に良いのですか!?

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白米をたくさん食べることは大変良いことです。

しかし、ここで注意しておきたいこともあります。

それはビタミンやミネラルも一緒に摂ってほしいという事です。

白米は精製されてますから、ビタミンやミネラルが含まれている杯の部分もほとんど削り取られています。

よって白米を食べるときはしっかりとおかずでビタミン・ミネラルを補充してください。

おにぎりの時は玄米や雑穀米を一緒に混ぜて炊いたり、中に入れる具材を工夫するなどして補充してほしいですね!

彼らは身体の大きさが重要ですから、白米を日本昔話並みにお茶碗にてんこ盛りにして食べている姿をよく見ますよね!

白米だけを食べ過ぎておかずが食べられないのはそりゃいけません・・・笑

しっかりといろんなものを食べながら、白米をモリモリ食べるのは素晴らしいことです。

またご飯は安く買えますので非常に経済的でお財布に優しいです!

ご飯でしっかり十分なエネルギー(カロリー)を摂って、お肉や野菜などのおかずで強い体を作っていきましょう!

また、ご飯の適正な摂取量についてや、ご飯に偏った食事をするとどうなってしまうのか?そのようなことについて詳しく解説した記事がいくつかありますので是非ご覧ください!

  1. 【高校球児の白米神話】野球選手がご飯を山盛りにして食べる理由と私の体験談!
  2. アスリートやスポーツ選手のご飯(白米)の適切な摂取量とは?

10、コンビニを利用しても大丈夫ですか?

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大丈夫です!

しかし、しっかりと食品を厳選する必要があります。

例えばカップラーメンやインスタント食品、清涼飲料水などの食べ過ぎ飲みすぎはNGです。

カップラーメンをはじめとするインスタント食品は、背を伸ばすために必要な栄養素を逆に排出してしまいます

また清涼飲料水などは血糖値が急激に上がりすぎることで満腹感を感じてしまい、食事がしっかりできなくなったり、成長ホルモンが出にくくなったりするからです。

お弁当持参の中学生や、高校生は野菜をしっかり摂るためにサラダやお惣菜などを買うことは非常に良いでしょう。

今のコンビニのお惣菜は昔に比べて品質も良くなっていますし、品数もかなり多くなっています。

コンビニのお弁当は確かに家庭料理と比べて添加物などが多いですが、サラダは比較的少ないですしどうしても野菜などが摂れないときに上手く利用しない手はありません。

このように、どうしても時間がない!そんな時はコンビニを上手に使う事によって、背を伸ばすために必要な栄養素をしっかり摂ることができるのです。

11、インスタント食品を食べ過ぎると身長が伸びないと聞きました!本当ですか!?

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はい!本当です。

この記事で亜鉛の働きで身長は伸びていくという話をしました。

亜鉛はたんぱく質の合成や骨の成長に欠かせない栄養素です。

その身長を伸ばすためのキーパーソンである亜鉛をインスタント食品に含まれる大量のリンは身体の外へと追いやるのです。

また、亜鉛はインスタント食品を作る際にその途中でほとんどなくなってしまいます。

ですからもともと亜鉛が少なくなっているのにもかかわらず、そらに体内の亜鉛まで外に・・・

背を伸ばすための食事として、摂るべきか?そうでないか?結果を言わなくてもわかりますね!

インスタント食品を絶対に食べるな!とは言いませんが、もし食べるのであればその分しっかりと亜鉛を補充してほしいです。

12、サプリメントやプロテインは身長を伸ばすのにオススメですか?

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ん~難しいところですね・・・

個人的な意見としては、必要ないかと思います。

しかし、次のような場合はサプリメントやプロテインを使っても良いと思います。

  • すごく少食で食事を食べられる量が少ない場合
  • 嫌いなもの、アレルギーなどで食べられないものが多い場合
  • 海外遠征や海外旅行など、どうしても食環境が悪かったり合わない場合

このような理由で摂るのなら良いかと思います。

難しいと答えた理由としては、プロテインやサプリメントはあくまで補助食品だからです。

ですので使い方を間違えると栄養素の過剰を招いたり、食事をおろそかにする習慣がついてしまったりするのです。

一日の食事をしっかり摂ったうえで最後に栄養素がバランスよく入っているプロテインやサプリを摂るのは良いでしょう。

大切なことですので何度も言いますが、一番大事なのは普段の食事です!

まとめ

この記事の内容を簡単にまとめていきたいと思います!

  • ポイント1 少食になってしまう理由
  1. 甘いジュースをたくさん飲む・・・できるだけ甘いジュースなどは避け、水やお茶に
  2. お菓子が常に手が届くところにある・・・お菓子を食べる習慣を改める
  3. 食事に集中できる環境にない・・・TVなどではなく、家族の会話を楽しむ
  4. 疲れすぎなて食欲がなくなる・・・食事ができないほどの練習やトレーニングは控える
  5. 睡眠不足で食事中に眠くなる・・・日々の睡眠はしっかりとる
  6. 間違った間食をしている・・・お菓子や菓子パンなどではなく、サンドイッチなど栄養価の高いものを間食とる
  • ポイント2 肥満になってしまう理由
  1. 野菜をあまり食べないでお肉などの主菜ばかり食べている・・・食事のバランスを心がける
  2. 水やお茶ではなく、ジュースを飲んでいる・・・水分補給は水やお茶にする
  3. マヨネーズやドレッシングをたっぷりつける・・・量を決めて使う
  4. お肉の量に対してお魚や大豆製品が少ない・・・できるだけたんぱく源の食品は偏らないようにする
  5. 中華などの油を使う炒め物が多い・・・テフロン加工のフライパンを使ったり、油の量を決めたりと工夫する
  6. 外食するときは洋食が多い・・・野菜が多いメニューを選んだり、様々な商品を食べるように心がける
  7. 間食には必ず甘いものを食べる・・・間食は栄養価の高い食べ物にする
  • ポイント3 減量中は無理なダイエットなどはせず、食事の中でしっかりと様々な栄養素を摂るように心がける
  • ポイント4 肉類が嫌いな場合は、たんぱく源となる食品を魚類や大豆製品などその他の食品で代用する
  • ポイント5 できるだけ野菜は食べるようにし、どうしても無理であればサプリメントなども利用する
  • ポイント6 食品アレルギーを持っている場合、その食品に含まれる栄養素を他の食品で代用する
  • ポイント7 パンだけだと栄養価が低いので、サンドイッチにするなどできるだけ多くの食品を一緒に摂る
  • ポイント8 牛乳だけでは身長は伸びないので、しっかりとした食事をした上で牛乳はプラスの栄養源として考える
  • ポイント9 白米に偏った食事ではなく、おかずとのバランスが重要である
  • ポイント10 コンビニの食品がダメということではなく、その使い方や選び方に工夫が必要である
  • ポイント11 インスタント食品には亜鉛を排出する成分が多いので気を付ける
  • ポイント12 サプリメントはあくまでも栄養補助食品なので、基本的には食事が大切であると心得る

次の記事は、身長を伸ばすために必要な栄養素を厳選し、まとめたものです。

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